2020年03月19日 12:01 リアルサウンド
4月3日公開の映画『デッド・ドント・ダイ』より、キャラクター紹介動画とキャラクターポスターが公開された。
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本作は、バス運転手の何気ない日常を切り取った2016年公開の『パターソン』よりも前から構想を温めていたという、ジム・ジャームッシュ監督3年ぶりの最新作。昨年の第72回カンヌ国際映画祭のオープニング作品として初披露された。
主演を務めるのは、『ゴーストバスターズ』シリーズ、『ゾンビランド』シリーズなどホラーコメディに出演し、ジャームッシュ監督とは3度目のタッグとなるビル・マーレイと、ジャームッシュ監督の前作『パターソン』でも主演を務め、『スター・ウォーズ』最新3部作でカイロ・レンを演じ、『マリッジ・ストーリー』で第92回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたアダム・ドライバー。
さらに、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、トム・ウェイツなどジャームッシュ作品常連組から、セレーナ・ゴメス、ダニー・グローヴァー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズらが出演。また、ロックミュージシャンのイギー・ポップや、ジャームッシュ監督と公私ともに長年のパートナーであり、『バスキア、10代最後のとき』など監督としても活躍するサラ・ドライバーなど、ジャームッシュ監督とゆかりの深い面々も参加する。
公開されたキャラクターポスターでは、平和な町センターヴィルに突如現れたゾンビたちに立ち向かう、町でたった3人しかいない警官と謎に包まれた葬儀屋の女主人ゼルダをフィーチャー。マチェーテを手にして異常事態にも妙に落ち着き払った対応を見せる、ドライバー演じるロニー・ピーターソン巡査、警官チームのリーダーとして神妙な面持ちで猟銃を構える、マーレイ演じるクリフ・ロバーソン署長、ゾンビ出現にパニックとなりながら猟銃を抱える、セヴィニー演じるミンディ・モリソン巡査、黒いマントを羽織り日本刀を腰に携える、スウィントン演じるゼルダの姿が切り取られている。各キャラクターの後ろには、おどろおどろしい色で光り輝く満月を背に、ポップやサラ・ドライバー演じる“コーヒー・ゾンビ”の様子も確認できる。
映像では、ゾンビが這い出てきたであろう墓穴にうっかり転げ落ちるクリフ署長、ゾンビに囲まれたパトカー内で上司のクリフに「そっちこそ黙れ!」と大人気なく言い返すロニー巡査、メガネに飛んだ血しぶきに恐れおののき絶叫を繰り返すミンディ巡査、ゾンビに向かってまさかのファッションチェックを始めるゼルダが日本刀でゾンビをなぎ倒す姿が描かれている。
なお、今回公開されたキャラクター別ポストカード4枚セットが、3月20日発売予定のムビチケカードの特典になることも決定した。 (文=リアルサウンド編集部)