メガネブランドZoffを運営するインターメスティックは3月18日、「就活の身だしなみ」に関する調査結果を発表した。調査は2月に実施し、10~50代の男女310人から回答を得た。
就職活動の身だしなみに関して準備したことを聞くと、1位は「就活用スーツを買う」(156人)だった。2位以降、「髪型を変える」(125人)、「メイクを変える」(115人)、「眉を整える・髭を剃る」(114人)、「髪を染める」(102人)と続いた。「特に何もしない」と回答した人は40人に留まった。
「皆が似た格好、髪型で違和感がある」という声も
就活用スーツを買った理由を聞くと、最も多かったのが「就職活動のマナーとして必要だと思うから」(69%)。次いで「学校から指導を受けたから」(11%)、「スーツの方が楽だから」(8%)、「同期の就活生がスーツを用意していたから」(5%)と続いた。具体的には、
「皆が似た格好、髪型で違和感がある」
「服装一式を用意するのにお金も時間もかかる」
といった声が目立った。一方、「見た目の差が少なく、内面を評価しやすくなるのでは」、「一般的に必要とされるマナーや常識は身につく」といった声も寄せられた。
面接時の服装についても、「私服で行ったことがない」(66%)と回答した人が「ある」(25%)を大きく上回った。私服で面接をした理由を聞くと、「私服であることが指定されていたため」(49%)が最も多かったが、次いで「服装自由と書いてあったため」(43%)となった。「個性を出すためにあえて私服にした」は1%だった。
「就職活動で自分をどんな風に見せたいか」を聞くと、1位が「真面目」(195人)。2位以降、「明るい」(171人)、「落ち着きがある」(139人)、「賢明」(99人)、「健康的」(94人)、「優しい」(79人)、「個性的」(42人)と続く。