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PS5で小島秀夫監督『サイレントヒルズ』『メタルギア』がリブート? SIEがKONAMIから権利買い上げの噂

2020年03月19日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

小島秀夫監督『DEATH STRANDING』

 コナミがリリースしたホラーゲーム『サイレントヒル』シリーズの新作で、過去に開発が中止された『サイレントヒルズ』(Silent Hills)が、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)やコジマプロダクションの協力のもと、開発を再開している可能性があることが分かった。


(参考:小島秀夫監督×三浦大知が語り合う、『DEATH STRANDING』で感じた“喜びの繋がり”


 現時点では噂の域を出ていないが、海外の複数ゲームメディアは、近い筋の話として伝えている。


・新作は2本? SIEとコジプロが担当か
 『Rely on Horror』は3月12日、2本の新作という方向性で定まり、1本は『サイレントヒル』のアンソロジーで、もう1本は、小島秀夫監督の『サイレントヒルズ』になると報じている(参考:https://www.relyonhorror.com/latest-news/sources-playstation-backs-silent-hill-series-reboot-silent-hills-revival/)。


 伊藤暢達氏はTwitterで「私はコアメンバーとして、あるタイトルに取り組んでいます。 タイトルが中止にならないことを願っています」とツイートしており、『サイレントヒル』シリーズのクリーチャーデザイナーである伊藤氏が新タイトルに取り組んでいると示唆したことも、その裏付けといえる。


 記事によると、近い筋からの情報として、同作は『サイレントヒル』のディレクター兼ライターである外山圭一郎氏と、作曲家の山岡晃氏に伊藤暢達氏を合わせたトリオが、ソフトリブートを担当するうえ、SIEも本シリーズの復活に一枚噛んでいるという。SIEジャパンスタジオから、ホラーゲーム『SIREN』の開発チームProject Sirenが参画している可能性があるというのだ。


 5年前に中止されてしまった『サイレントヒルズ』は、本タイトルの復活を熱望するソニーがコナミとコジマプロダクションの間を取り持ったとのこと。近い筋は、このゲームがPlayStation 5用の次世代PlayStation VRヘッドセットを使用することになると示唆している。


・小島秀夫監督とノーマン・リーダスのタッグ再び?
 もう一つのゲームメディア『Jack of All Controllers』は、小島秀夫監督や主演するノーマン・リーダス氏が『サイレントヒルズ』や『メタルギアシリーズ』に関して、コナミやソニーと話し合いを再開しており、準備が出来ているようだと報じている(参考:https://jackofallcontrollers.com/2020/03/12/sources-report-sony-has-2-silent-hill-titles-in-development-silent-hill-reboot-at-japan-studio-and-silent-hills-at-kojima-productions/)。


 同記事はまた、コナミ側も『サイレントヒルズ』の開発再開を受け入れていると、ある情報源から確認したとしている。権利はSIEがKONAMIから買い上げる形で進行するか、IPをKONAMIが所有したまま、ソニーが資金提供を行なう形になるのかは、はっきりと見えていない状況だ。


 小島秀夫氏とノーマン・リーダス氏は『DEATH STRANDING』(デス・ストランディング)のリリースで最近、注目を集めているが、更なるプロジェクトに取り組んでいることを両氏が認めている。


 正式発表はまだないが、かなり詳細まで報じられており、現実味がある。新作リリースとなれば、PS5が待ち遠しいファンにとっても楽しみが増えることになりそうだ。


(Nagata Tombo)