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「東京事変ライブ感染者ゼロ」説に伊集院光「やり方が良かったってことじゃないの?」“謎の無駄な自粛モード”に不快感も

2020年03月17日 18:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

タレントの伊集院光が、新型コロナウイルス対策としてスポーツや音楽ライブ、劇場公演などのイベントの中止や延期が続いていることに、ラジオ番組で疑問を呈している。そろそろ「やってやれる方に考えていかないと」と、イベントを実施する方向であらゆる対策を講じるべきではないか―と持論を展開した。

13日のスポーツ紙が日本野球機構(NPB)とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」で、観客と一緒に行うパフォーマンスが感染リスクが高い行為とされたのを受けて、埼玉西武ライオンズの山川穂高選手と福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手が電話会談し、15日に終了したオープン戦(無観客)での“どすこいポーズ”や“熱男パフォーマンス”の自粛を決めたと報じた。

この記事に、16日深夜放送のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)内で「無観客なのに意味がわかんない」と不思議がる伊集院光。そして「要はさ、例の“このご時世に不謹慎”みたいな」「感染確率と全然関係が無いところで、怒ってる人がたぶん出てくるから」と推測し、科学的な根拠ではない“謎の無駄な自粛モード”が広がることに不快感を示していた。

また椎名林檎が率いるバンド「東京事変」が2月29日、3月1日とライブを決行したことに触れ、「恐らくあれから2週間ぐらい経ってるでしょ」「潜伏期間終わって1人も(感染者)出てないんなら、やり方が良かったってことじゃないの?」と話し、強行した東京事変のライブが「あのやり方、大丈夫説」になるのではないかと推察した。確かに15日過ぎからネット上でも「東京事変が批判されつつライブを開催してから14日間。結果、現時点で感染者もクラスタ発生もありませんでした。イベント自粛が続く中、再開時期を検討している方には朗報なはず」、「感染者を出さなかった東京事変チームに感染対策を任せてみては。自粛少し減らせるんじゃない?」、「結局東京事変も何も出てないし、ライブハウスも解禁したらよし」と、あのライブの観客から感染者は出ていない―と断定するような声が増えてきているようだ。

ただ伊集院光は「実際その東京事変のライブ後に、参加者全員を検査したわけでもなければ、それが偶然かもしれない」とし、“感染者が出なかった”と結論付けるのは危険だとも話している。
(TechinsightJapan編集部 みやび)