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仕事やる気が失せる職場「人事評価が不公平」「勤続年数が長い人ほど向上心がなく、若手の足を引っ張ることに」

2020年03月17日 17:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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仕事にやりがいを感じる瞬間は人それぞれだ。では、どんなときに人のやりがいは薄れてしまうのか。企業口コミサイト「キャリコネ」には、

「同じ仕事をしていても部署によって金額に差があり、やる気が削がれてしまう」(その他/20代後半/男性/正社員/年収500万円)

といった声が寄せられている。【参照元:キャリコネ】

カスタマーサポートの30代男性(正社員/年収700万円)においては、

「勤続年数が長い人ほど向上心がなく、会社の足を引っ張っている。それが若手のモチベーションを落とす原因」

と意欲に欠けるベテランの姿勢に警鐘を鳴らす。本人の自覚もそうだが、そうした風潮にテコ入れをしない会社側にも責任はある。ほかの投稿も見てみよう。(文:鹿賀大資)

「ムチばかりではなくアメも用意してほしい」

「今の現場が嫌だからと我儘を言う人がたまにいる。しかし個人の我儘を認めると他の人のモチベーションに影響が出るため、簡単に認めないでほしい」(その他/30代前半/男性/正社員/年収350万円)

「区役所勤務です。人事評価などが不公平。大変な部署であっても昇級する額は変わらず、モチベーションを保つのが難しいです」(財務・会計関連職/20代後半/男性/正社員/年収550万円)

「バスの運転をしたことのない人間が現場に口を出すのはやめた方が良い。社員のモチベーションが上がるよう、ムチばかりではなくアメも用意してほしい」(物流サービス/40代前半/男性/正社員/年収550万円)

待遇や評価に不平を感じると、やる気がなくなるようだ。会社は全部が一律にいかないことも多いが、理由や説明が明らかにされないとさらに従業員からの不満はたまる。また、

「自分で改善したら効率を上げるのに面白みを感じてきた。ただ評価が伴ってないから自己満足だけでは、やりがいを維持できない。年齢・体力的にやる気が衰えてきている」(その他/50代後半/男性/正社員/年収650万円)

と、加齢による体力的な問題がやる気に影響するケースもあるようだ。では、どういったときに、やる気やモチベーションは上がるのだろうか。

やりがいを得られる瞬間は「会社から大切にされていると感じたとき」

「会社から大切にされていると感じるとモチベーションも上がります」(プログラマ/20代後半/男性/正社員/年収600万円)

「顧客や関連部署からの感謝が最もモチベーションになった」(営業/30代前半/男性/正社員/年収1,100万円)

「年末には年間表彰式などがあって、優秀な社員は全社員の前で表彰されたりします。そういったイベントで個人の努力を分かりやすく評価してもらえると、やる気も出ます」(企画営業/20代後半/男性/正社員/年収600万円)

やはり本人が目に見える形で評価内容を説明されると、モチベーションは上がるようだ。それは昇級や昇給に限らず、プライスレスな部分を評価することでも原動力になる。

そのほか、経営陣の前向きな姿勢やリーダーシップ、会社主体の環境改善に向けた整備なども、従業員のやる気を上げる要因として挙げられる。【参照元:キャリコネ】