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エイベックス、AI・音声合成技術を活用した新事業「コエステーション」開始 DJ KOO、May J.らコエカタログに追加

2020年03月16日 20:41  リアルサウンド

リアルサウンド

コエステーション

 エイベックス株式会社は、新会社「コエステ株式会社」にて、AI・音声合成技術を活用し、一般ユーザーやタレント・著名人の「コエ(声)」を収集・ 蓄積して様々なサービスで活用するコエステーション事業を、3月16日より開始した。


(参考:TRF、浜崎あゆみ、倖田來未、AAA……エイベックス所属アーティストのライブの特色は? 映像無料公開を機に解説


 本サービスは、TDSLとの連携により独自性のあるAI・音声合成技術を活用し、タレント・著名人などの実在する人物の声をもとに、声の分身である「コエ(声)」のデータを生成。生成した「コエ(声)」を「コエステーション」プラットフォームに集めて、エンタテインメント、観光、ロボット、ナビゲーション、音声広告など、様々な分野のサービスに提供する。


 これにより、従来は収録した生の音声や固定の合成音声であった、カーナビの案内、オーディオブック、ニュースアプリなどを、好きなタレント・著名人の「コエ(声)」で楽しめたり、 店内放送や駅のアナウンスを、期間限定でタレント・著名人の「コエ(声)」で聴けるなど、新しい体験が創出される。


 コエステーションには、新たに登録されたDJ KOO、高柳明音(SKE48)、May J.を含め、すでに30以上のタレント・著名人の公式の「コエ( 声)」が登録されており(2020年3月時点)、今後も様々なタレント・著名人の「コエ( 声)」を追加していくとのこと。


 また、同サービスには一般ユーザーの「コエ(声)」 も登録可能で、2020年3月時点で5万人以上の「コエ(声)」 が登録されている。離れた家族に送るSNSのメッセージを本人 の「コエ(声)」で読み上げたり、怪我や病気で声を失った場合にコミュニケーションツールとして利用することもできる。(リアルサウンド編集部)