二宮金次郎像もマスクをするご時世「よもや盗まれることが…」辛島美登里の言葉に共感の声

新型コロナウイルスの影響により、人の姿がほとんど見られなくなった中部国際空港に「マスクをしたひな人形が並んでいる」とTwitter上で話題になったのは2月の終わりだった。3月に入る頃にはさらなる感染拡大によって世間が自粛ムードに包まれるようになり、とうとうマスクをつけた二宮金次郎像まで登場したようである。その姿をTwitterに投稿した中西圭三とリアクションした辛島美登里のやりとりが注目を集めた。

EXILEもカバーしたZOOの4枚目シングル『Choo Choo TRAIN』（1991年11月）の作曲者であるシンガーソングライター・中西圭三が3月15日、Twitterで「ご苦労様です…」とマスクをつけた二宮金次郎像の姿を投稿した。

中部国際空港のひな人形は紙や布切れで手作りした小さなマスクをつけていたが、こちらは実際に人が使えるようなマスクで、よく見ると首にはマフラーも巻いているではないか。

中西の投稿には、フォロワーから「マスクにマフラー　ええやん　親切な方いらっしゃるのね…」、「素敵な気遣いですね」などの反響があった。中西はそれぞれにコメントを返しており「マスクしていらっしゃるんですね」には「コロナ警戒中です」、「時勢を反映してますね」には「ニノは時代とともに…」という風に応じていた。

そんな彼のツイートに反応した一人が、『サイレント・イヴ』（1990年11月）の大ヒットで知られるシンガーソングライターの辛島美登里である。中西とはコンサートやイベントでよく一緒になる間柄だ。

彼女が中西の投稿をRTして「このかたのマスクがよもや盗まれることがあろうものなら、世も末ですね」と心配したところ、中西が「本当に…」と返したのをはじめフォロワーから様々な反響があった。

「私も、世も末な光景にならないように祈るばかりです…」、「あったら怖いですね」、「いや、あり得るかと思いますね」、「勤勉な金次郎さん取ったら、バチ当たる笑」などの声があるなか、「二宮金次郎ではありませんが」と断ったうえで、10年ほど前に駅前の水浴びをする裸婦像がいちご柄のパンツをはいているのに気づいて「さすがにギョッとしすれ違った女子高生（？）と爆笑しましたw」というエピソードまで届いた。

お店でマスクの品切れが続き、医療の現場ですらマスク不足を訴える状況のなか、中西圭三と辛島美登里によるやりとりが人々の共感を呼んだようである。

画像は『中西圭三　2020年3月15日付Twitter「ご苦労様です…」』『mk（midorikarashima）　2020年2月15日付Instagram「thank 2020.02.15. Around 40 Memory Concert Forever.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）