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吉田鋼太郎、『SUITS/スーツ2』に出演 「織田さんは本当にいい意味で『芝居バカ』」

2020年03月16日 05:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『SUITS/スーツ2』(c)フジテレビ

 4月13日より放送がスタートするフジテレビ月9ドラマ『SUITS/スーツ2』に、吉田鋼太郎が出演することが発表され、あわせてポスタービジュアルが公開された。


 全米メガヒットドラマ『SUITS』のシーズン2が原作となる本作は、2018年10月期に月9ドラマ枠で好評を博した『SUITS/スーツ』の続編。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午役を織田裕二、経歴詐称の天才青年・鈴木大輔役を中島裕翔が前作に引き続き演じ、新木優子、中村アン、小手伸也、鈴木保奈美が続投する。


 吉田が演じるのは、日本の四大法律事務所の一つ「幸村・上杉法律事務所」の共同代表の上杉一志。原作では、デヴィッド・コスタビルが演じるダニエル・ハードマン役に当たる。上杉の表向きの顔は、優秀で謙虚、愛妻家で仲間思いで、実績と信頼を着実に積み上げてきた敏腕弁護士。しかし、裏の顔は目的達成のためなら手段を選ばない、私欲まみれの事務所にとって危険な男だった。シーズン1では、病に伏す妻のために長期休暇を取っていたが、復帰の意欲をのぞかせる。上杉の復帰は、甲斐と事務所を脅かすほどの事態に展開する。


 公開されたポスタービジュアルでは、メインビジュアルで、窓側に目をやり、後ろ姿を見せていた吉田が、織田演じる甲斐と鈴木演じるチカに背を向け、対立構造を表している。


 なお、4月13日の第1話は30分拡大で放送される。


【写真】『SUITS/スーツ2』吉田鋼太郎登場シーン


■吉田鋼太郎 コメント
・『SUITS/スーツ2』の放送が決まった時の率直な感想
まずは、織田裕二さんと鈴木保奈美さんと共演できるということが、とてもうれしいなと思いました。『SUITS/スーツ』は、本国で大変な人気を誇るシリーズが原作で、それを完全になぞらず、日本版としてオリジナリティーを出しているので、大変やりがいを感じております!


・『好きな人がいること』以来、4年ぶりの「月9」出演について
「月9」っていう枠は、いろんな視聴者がとても期待していたり、楽しみにしていたりする特別な意味を持っている枠だと思います。僕の中でもそうで、舞台ばかりやっていた頃、「月9」というのは憧れがありました。初めて出演させていただいた4年前の時もすごく光栄でしたし、今回も「また出れるんだ!」っていうワクワク感があります。


・役の印象について
本国のドラマでは、悪役という印象がものすごく強い役だと解釈しましたが、織田さんの話を聞いたり、台本を読むことで、もう少しひねりの加わった、ただの悪役ではないように思います。いわゆる、ただのステレオタイプの悪役っていうのはあまり面白くないので、さらにやりがいを感じています。上杉には上杉の理由や事情があるというところが、台本には大変詳しく書いてあるし、なによりも織田さんが本当に熱心な方で、現場でいろいろな説明をして下さるので、聞けば聞くほど深い役だなと思います。


・織田の印象について
初めて共演させて頂きますが、織田さんは本当にいい意味で「芝居バカ」といいますか、芝居に対して、俳優をやることに対して、ものすごく熱心な印象があります。こんなにもお芝居に対して、熱心で前向きな人には、あまりお目にかからないです。


・視聴者に向けメッセージ
人間ドラマとして、とても見応えのあるドラマです。演者同士の掛け合いや何気ない描写などさまざまな箇所に謎が隠されていて、深くいろんなことが読み取れるドラマになっております。そのことをより視聴者の皆様に感じてもらえるように、織田さんをはじめ、皆さんがすごく深く台本を読み込み、すごく真面目に芝居をしています。画面に見えてくるものは、軽やかなユーモアだったり、ステキな空間だったりですが、とても真面目に作り上げていくドラマで見応えがあると思います。ぜひ楽しみにして下さい!


■プロデュース・後藤博幸(フジテレビ 第一制作室) コメント
『SUITS/スーツ』をフジテレビでドラマ化することすら決まっていない5年くらい前、アメリカの“SUITS”シーズン2を見ていた際にダニエル・ハードマンが登場した瞬間、“あっ、吉田鋼太郎さんだ”と。直感でした。それから、2018年に月9“SUITS/スーツ”の放送が終了し、まだシーズン2の制作が決まっていない段階で、“シーズン2があればお願いします”と吉田さんにお声かけさせていただきました。それほどこのキャスティングには思い入れがあります。吉田さん演じる上杉は、手強い悪役という言葉では形容しがたい、すごく魅力的なキャラクターです。このキャラクターが新たに加わることで起こる化学反応が非常に楽しみです。


(リアルサウンド編集部)