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Travis Japan、「人狼鬼ごっこ」動画で個性爆発 “Travis 幼稚園 Japan”観察の面白さ

2020年03月14日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

Travis Japan

 人気ジャニーズJr.のTravis Japanが、公式YouTubeチャンネルにて『【鬼が内緒の鬼ごっこ】鬼は誰!?メンバー全員で疑心暗鬼に!』の動画をアップ。メンバーの個性が爆発するワチャワチャ動画に仕上がっている。


(関連:Travis Japan宮近海斗から感じる“リーダー気質” ファンからもメンバーからも愛される理由とは?


 Travis Japanといえば、7人集まると童心に戻ってはしゃぐ姿が微笑ましく、ファンからは親しみを込めて「Travis 幼稚園 Japan」と呼ばれることもあるほど。今回も、しっかり者の川島如恵留が、まるで幼稚園の先生のようにルールを説明していく。


 如恵留先生によると、2名の鬼をカードで決定。鬼同士はわかっているが、そのほかのメンバーは誰が鬼なのかわからない状態で、鬼ごっこを開始。制限時間30分以内に、全員を捕まえれば鬼の勝ち。一人でも逃げ切ることができたらメンバーの勝ち。勝者には、ご褒美にシロイルカのベルーガとの記念撮影もあるという。


 「今までずっと信じてきたメンバーを、信じられなくなりそうだね」。いつも宮近海斗は、そんな男前なセリフで動画を盛り上げてくれる。もちろん、その言葉にメンバーも「フー!」と嬉しそう。「それが、この、シークレット鬼ごっこの、おもしろいところだーー!」と、如恵留先生にノセられ、吉澤閑也はガッツポーズを、七五三掛龍也は小さく拍手を、松田元太はなぜか後ろにステップを、中村海人は空を見上げ、松倉海斗は含み笑いをしてみせる。


 「レッツー、鬼ごっこー!」という元気いっぱいの掛け声の後ろに、ボボボ……と風の音が鳴り響く。ここは、1月の鴨川シーワールド。その寒さに負けずに企画を楽しもうとする、Travis Japanの良い子っぷりがさらに際立って見える。早速カードを引き、鬼は松田と中村に決定。もちろん、鬼以外は誰が鬼かは知らない状態だ。


 「解散~!」(如恵留先生)、「わーーー!」(良い子のみんな)と、一斉に走り出すメンバーたち。「俺には作戦があるんだ。大体みんな寒いから中で隠れたがる」と頭脳プレーで外に待機する如恵留先生。ひっそりと隠れる七五三掛。自分を撮ってくれるカメラマンを気遣う吉澤。「色めきだっている人が鬼だと思う」とメンバーを理解しまくっている宮近。その予想通りに色めきだつ鬼の松田の姿が。一方、もうひとりの鬼、中村はといえば「これか! ベルーガ! デッカ! やば! わー、かわいい!」と、一人シロイルカとお戯れ中。


 それぞれの“らしさ“が垣間見える中、一人奇っ怪な行動に出る松倉がいた。鬼ではないのに、なぜか宮近を威嚇。怪しんだ宮近が逃走すると、「逃げてんじゃねーか! オイ!」と謎の追跡。これには、カメラマンも「追っかけんのか(笑)」とツッコまずにはいられない。もちろん、宮近担当のカメラマンも「追っかけてきた(笑)」と吹き出す始末。どうして松倉は鬼でもないのに、追いかけまくるのか。全員が「?」のまま鬼ごっこは進む。


 さらに、宮近をさんざん追いかけて満足したのか、口笛を吹いてごきげんな松倉。みんなが鬼に見つかるまいと身を潜めているのに……。もちろん、その音はあの男の耳にはしっかりと届く。そう、“松松コンビ”でお馴染み、松倉のシンメであり、今は鬼の松田だ。本気の走りを見せる松田に、カメラマンも追いつけない。「うわーーー!」貸し切りの水族館に松倉の断末魔が響き渡るのだった。


 七五三掛はメンバーを信じすぎて捕まり、吉澤は女性カメラマンを気遣いながら捕まり、宮近は松倉に翻弄されて捕まり、如恵留先生も冷静な作戦でゲームを盛り上げながらも最後は笑顔で捕まり……と、メンバーの良さが否が応でもにじみ出てしまう。「面白かったから、もう1回!」となるのも、なんとも“Travis 幼稚園 Japan”味の強い展開だ。2回戦の様子は、ぜひ動画で確かめてほしいが、一つだけネタバレをさせてほしい。松倉が最後の最後まで爪痕を残してくれたことを……。


 急きょ2回戦をしたため、ご褒美を受けられる人を、鬼かメンバーかの勝者ではなく、MVPで決めようという流れに。メンバーの指差しで、俊足の松田と、謎行動で楽しませてくれた松倉が選ばれる。先述したように、ご褒美はシロイルカのベルーガとの記念写真。松田がベルーガの頭に触ると、「わ! やわらか!」と感動している様子が伝わってくるのだが、松倉は実は動物が苦手。せっかくのご褒美なのに「ヤワラカイ、カワイイー……」と棒読みな結果に。これだから、個性がノビノビと育つ、“Travis 幼稚園 Japan”観察はやめられない。(文=佐藤結衣)