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「ユハ」のウィメンズラインが始動、シルエットや肌見せでセンシュアルな女性像を提案

2020年03月13日 18:32  Fashionsnap.com

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「juha」2020年秋冬コレクションのウィメンズラインより Image by: FASHIONSNAP.COM
武長遼のメンズブランド「ユハ(juha)」が、2020年秋冬シーズンからウィメンズラインの展開を開始する。
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 ユハは2015年春夏シーズンにスタートしたブランドで、機能性を備えたリラックスウェアを発表している。シーズンを重ねる毎にオリジナルの素材を増やし、近年は気負わない雰囲気を出しながら、テクスチャーのバリエーションで個性を強めている。ジェンダーフルイドな世界観も併せ持ち、総レースのシャツやパンツといったフェミニンなアイテムも展開。女性の購入客が増えてきたことや、ブランドのファンからの「ウィメンズの服を見てみたい」という感想を受けて、ウィメンズラインを立ち上げたという。
 ウィメンズのコレクションもメンズと同様にシーズンテーマは設けないが、キーワードとしてセンシュアルな雰囲気を意識。武長は「男性っぽい服を女性が着るという提案ではなく、ユハが持つ素材の作り込みを活かして女性のための服を作りたいと思った」と話している。デビューシーズンでは、ショルダーにボリュームを持たせつつウエストを絞ったジャケットをはじめ、バックが開いたドレス、ウエストが覗くショート丈のブラウスなど、女性の身体を美しく見せるアイテム全15型を製作。ダイヤ柄のインディアンカットを施したジャカードや、柔らかなネップツイード、本革のような鈍い光沢を持つシンセティックレザーといった多様な素材を採用した。価格帯は税別1万3,000円~6万9,000円。今シーズンはメンズ約30型、ウィメンズ15型をラインナップするが、今後は両方のラインの構成比を同程度にする予定だという。
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