2020年03月13日 10:02 リアルサウンド
本日3月13日に封切られた『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』の新たなた本編映像が公開された。
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本作は、『わたしはロランス』『Mommy/マミー』のグザヴィエ・ドラン監督初の英語作品。孤独を抱えた俳優と彼に憧れる少年の“秘密の文通”によって明かされる死の真相を描き出す。
公開されたのは、ルパート(ジェイコブ・トレンブイ)がジョン・F・ドノヴァン(キット・ハリントン)と文通していることを打ち明けるシーンの本編映像。母親と2人でアメリカからロンドンへ引っ越し、学校では友達が少なくいじめられがちのルパート。そんな内気な少年が、自分をからかうクラスメイトたちを見返すため、授業の発表会で「あの人気ドラマのスター、ジョン・F・ドノヴァンと自分は友人である」と、ジョンと文通していることを誇らしげに語る。しかし、あまりにも夢物語な発言に「デタラメだ」とクラスメイトにからかわれるルパートの姿が映し出される。
ドランが本作について「幼き日、僕はレオナルド・ディカプリオに夢中だった。そして憧れの彼へ手紙を書いた。これは、僕の経験から誕生した物語だ」と明かしているように、まさに幼き頃のドランを投影しているかのようにも思えるシーンとなっている。(リアルサウンド編集部)