2020年03月13日 10:02 リアルサウンド
5月22日より公開される韓国映画『マルモイ ことばあつめ』の予告編が公開された。
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本作は、『タクシー運転手 約束は海を越えて』の脚本家オム・ユナが初監督を務めた人間ドラマ。消えてしまうかもしれない、そんな大切な母国語を守りたい、遺したいと、辞書作りのために、懸命に生きた人々の姿を描く。
民族の言葉が消えゆく1940年代、言葉を守ることによって国を守ろうとした人たちがいた。辞書作りのため、全国の言葉・方言を集める“マルモイ(ことばあつめ)作戦”を映画化。第15回大阪アジアン映画祭で上映された際には、チケットがあっという間に完売した。
主演を務めるのは、『タクシー運転手 約束は海を越えて』『ベテラン』『王の男』などのユ・へジン。もう一人の主演には、『犯罪都市』『ゴールデンスランバー』のユン・ゲサンが起用された。
公開された予告編では、1940年代、日本語を使うように強要される人々の姿や、辞書作りのために命がけで生きる人々の姿が描かれている。(リアルサウンド編集部)