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松雪泰子主演映画『甘いお酒でうがい』予告編公開 3時のヒロインがナレーションを担当

2020年03月13日 08:11  リアルサウンド

リアルサウンド

『甘いお酒でうがい』(c)2019 吉本興業

 4月10日公開の松雪泰子主演映画『甘いお酒でうがい』より、ポスタービジュアルと予告編が公開された。


 本作は、お笑い芸人のシソンヌじろうが、ネタの中で長年演じてきた代表的キャラクターである“川嶋佳子”がもし日記を書いたらと執筆した同名小説を、じろう自身が脚本も手がけ、『勝手にふるえてろ』や『美人が婚活してみたら』などの大九明子監督が映画化したもの。日記の中のエピソードから、大九監督とじろうが選りすぐったエピソードが映像化された。


【動画】『甘いお酒でうがい』予告編


 松雪が演じるのは、主人公の40代独身OL・川嶋佳子 。日常の中に散りばめられている小さな喜びにそっと寄り添って生きる女性を演じる。そして、佳子にとって何気ない日常の中で一番幸せな時間を過ごせる同僚・若林ちゃんを黒木華、佳子の生活に大きな変化をもたらす、ふた回り年下の岡本くん役を清水尋也が演じる。


 ポスタービジュアルは、岡本くんに対する自分の気持ちに揺らぐ佳子が、以前住んでいた街を訪れ、昔を懐かしむことで、平静を保とうする姿を大きく配置。自身を「根本が後ろ向き」と思う佳子が、「新しいことに挑戦するよりは、かけがえのないものを守り続ける方が好き」と思いながら、目をつぶり後ろ歩きで歩み始める姿が収められている。


 また、公開された予告編では、「川嶋佳子」が日記に綴った1年5カ月の日常が描かれる。「上ったことのない歩道橋の上から見る景色は、見たことのない景色だった」、「母親の後ろ姿に似た人の後ろに並ぶのが好き」など、彼女が書き留めるのは、誰でも見覚えのある人生の悲哀と日常に散りばめられた小さな喜び。それらに一喜一憂するのではなく、そっと寄り添って生きていくひとりの女性の日々を描く。


 予告編のナレーションを務めるのは、日本テレビ『女芸人No.1決定戦 THE W 2019』で3代目チャンピオンの栄冠に輝いた、3時のヒロインの3人。映画のナレーションは初めての経験と語る3人それぞれの予告編が作られた。


■3時のヒロイン コメント
・福田麻貴
私もお酒が好きで、日記も書いているので、共感するところがいっぱいあります。出てきた日記帳も、私のノートと一緒だったり。私が佳子です!(笑)女性は皆、自分の中に川嶋佳子が生きています。皆、川嶋佳子を持っていると思います。ふた回り年下の男の子とのラブストーリーのキュンキュンも、同僚同士の可愛らしい友情も、すごくいいなと思いました。登場人物全員を愛せる映画だと思います。予告編からもにじみ出ているこの空気感がたまらないですね。


・ゆめっち
この映画を観て、人としてのハートフルな部分を吸収して、皆と一緒に恋したいなと思いました。「わかる! わかる!」というところがいっぱいあって、感情移入できました。


・かなで
川嶋佳子さんは、ほぼ私です! 恋すると臆病になっちゃうのよね。スクリーンの中にいる川嶋佳子さん、観ている人も川嶋佳子さん、私も川嶋佳子さん、皆が川嶋佳子さんです。好きな人と観て欲しい映画です。心が温まって欲しいです。


(リアルサウンド編集部)