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会社を辞めようと思った瞬間「社長に弁当の中身を笑われた」「同じ職場にいる前妻と離婚したので…」

2020年03月13日 07:10  キャリコネニュース

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退職理由は人それぞれだ。例えば、職場に必ずと言っていいほどいるマウントを取りたがる上司。高圧的な態度は他人を委縮させ、結果的に退職の決め手にもなりかねない。キャリコネニュース読者からは

「普通に勤務していても、年齢と職種だけで評価され、一部の同僚が常に喧嘩腰で接してくる。まだ辞めてはいませんが、辞めようと思ったことはあります」

といった声が寄せられている。(文:鹿賀大資)

「初めての作業なのに2、3回でダメだと判断された」


偏見や決め付けにとどまらず、立場を利用してマウントを取るケースもある。技術職の40代女性は、以前働いていた職場での理不尽な一幕を明かす。

「初めての作業内容で二度三度やってダメだと判断され、社長に『帰っていい』と言われたこともありました。昼休憩のときに弁当の中身を笑われたこともありました」

仕事とは直接関係のない弁当の中身まで笑われたら、不快な思いをするのは当然だ。

「いらっしゃいませ」に対し、クレーマーが「馬鹿にしてるのか」と罵声

販売・サービス職の40代男性は、同じ会社で働いていた妻との離婚をきっかけに、退職を考え始めたという。前妻とは部署が違ったことから、離婚後もしばらくはそのままの生活を続けていた。

「私は1年半後に辞めると決めていました。妻より先に仕事を辞めて、新天地でのスタートをと考えていました。しかし、それを知った妻は同じ時期に辞めると言いだし、そのまますんなり退職」

男性は、会社に前もって退職の旨を伝えていたにもかかわらず、妻が先に退職する形になったのだ。その結果、会社は男性の退職を拒否。「私が先に辞めたいと言ったのに辞めさせてもらえず、仕事がやりにくい」とこぼしている。

会社を辞めたいと考える瞬間は、社内だけとは限らない。販売・サービス職の30代女性は、クレーマーの集中攻撃に心が折れた。店舗に訪れた高齢客の横柄な態度を語る。

「『いらっしゃいませ』と普通に接客しただけなのに、いきなり『馬鹿にしてるのか』と罵声を浴びせられました。それだけじゃ気持ちが収まらず、『上を出せ』と大騒動。上司が対応するも高齢者クレーマーは『自分は被害者だ』と言いだし、結局は私が悪いということで終わりました」

その後も高齢客は来店しているという。しかし、相変わらずスタッフに対する罵声はやむことなく、挙句の果て「俺が教育する」と威張り散らす始末。女性は「今、シニアクレーマーがすごく多いです。上もわかってくれないと現場で働くスタッフはやってられません」と訴えている。