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東京編2組目のカップル候補、快と花の“感情の変化”に注目 『テラスハウス』第35話未公開映像

2020年03月12日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(c)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

 Netflixで配信されているリアリティーショー『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』。3月3日にYouTubeにアップされた未公開映像には、男子部屋で快とビビが近況を報告し合う模様が収められていた。


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 26th WEEK本編で、テラスハウスに入居した快とビビ。当時、第一印象でビビが気になっていた快は、すかさず陶芸デートに誘っていた。あれから約1カ月が経ち、ついに二人がそれぞれ作った陶器がテラスハウスに届く。ビビはウキウキした様子で陶器が入った段ボールを抱え、快が一人いる男子部屋を訪ねた。


 まずは快の陶器が入った包みから開封していく。中から出てきたのは、渋くて深みがある立派なお茶碗だった。思わず手にとって「ヤバッ! クオリティー高っ!」と自画自賛しながら笑い出す快。ビビも快が作ったお茶碗をまじまじと見つめ、「マジで!? うっそでしょ!? え、マジすごい!!」と大絶賛。


 続けて、「ヤダ……なんか私のは見たくないわ」といまいち自信がないビビが、恐る恐る包みを開ける。開けた瞬間、「あぁー! 色、めっちゃ可愛いじゃん!」とテンションが上がるビビ。やや形が歪ながらも、深い青が印象的な味わい深いお茶碗に仕上がっていた。


 そのまま話題は快のスタンダップコメディのことに。最近の調子を聞かれた快は、「自分のスタイルもわかってきた」とコメント。テラスハウスに入ったことで、スタンダップコメディに何か変化があったかとビビから問われると、「そうだね。前はジョークが薄かった」「(これから自分が作るネタは)絶対もっと面白くなると思う」とポジティブな意味で変わってきていることを明かす。


 そんな前向きな快を見て、思わず「なんか嬉しい」と漏らすビビ。「最近、快の顔が変わってきてる。なんかハッピー! ハッピーオーラが出てるよ!」と指摘した。続けて、ビビは「最近、絵描いてる?」と質問し、ふと部屋を見渡す。すると1枚の絵に目が止まり、「あ、あれ可愛いね」と何気なく口にした。その瞬間、何かに気づいたビビ。目をカッと見開き、「あれ、花じゃん!」と大声を上げた。「花を描いてるじゃん……ヤバイ」と驚くビビ。だが、快はどこまでもマイペースで「そうそうそう」と頷き、花の絵を描くに至ったその経緯を説明していく。


 33rd WEEK本編で、花とトランポリンデートに出かけた快。そのときに、勝った方が負けた方になんでも一つお願いができるというルールのもと、縄跳び勝負を行っていた。結果、花が勝利し、快に自分の絵を描いて欲しいとリクエスト。それから快は、少しずつ花の絵を描き進めているのだった。


 一通り話を聞いたビビは、思わず「花もやるね」と感嘆の声を上げる。「いいオーダー! 絵を描いて欲しいって」と声を弾ませるビビに、快は「確かにね」と共感。そして、照れ隠しからなのか、声を出して笑った。


 入居した当初は、どこか他のメンバーと距離があった快。心なしか、みんながいる場所を避けて、一人で部屋にこもっている時間が長かったように思う。快は、新住人インタビューでも共同生活での不安は「コミュニケーション」と語っていた。そんな中、花が凌とビビのイチャイチャする様子を目の当たりにし、涙してしまう場面にたまたま出くわした快。それ以降、花の恋愛相談によく乗るようになっていた。花は良い意味でも悪い意味でも、相手の懐にかまわず入っていく習性がある。快が一人でプレイルームや男子部屋にいてもおかまいなしに、凌のことで何かあるたび、その扉を開けに行った花。そして気づけば、快が一番接しているメンバーは花になり、女性として気になる存在へと変わっていた。


 快は好きな女性のタイプについて「自分の感情にすごく素直な人。感受性豊かな人。一生懸命何かに没頭してる人」と明かしている。良くも悪くも誰よりも自身の感情に素直で、プロレスをひたむきに頑張っている花。そう思うと、花は快の好きなタイプにすべて当てはまっているのではないだろうか。


 一方で、花はあまり快を男性として意識しているようには見えなかった。特に凌がテラスハウスにいた頃は、眼中にも入っていなかった印象だ。だが、快が積極的に周囲に「花が気になる」と漏らしていたことから、他のメンバーが、花に「快とどうなの?」と近況を伺ったり、「俺が女だったら快一択だからね。なんか、エロさを感じる」(社長)とポジティブキャンペーンをしたりと、二人の恋を実らせようとさりげなくサポートしていた。その甲斐もあって、花もまた少しずつ快を異性として見始め、好意を抱くようになっていく。


 そして、35th WEEK本編で二人の距離が急激に縮まった。快がみんなの前で花を男子部屋に呼び出し、二人きりになると、お互いに気持ちを伝え合って、微笑む。幸せオーラ全開だ。もうほとんど両想いが確定しているものの、最後の決定打まではいかなかった。それから二人は目に見えてわかるほど、まるで恋人のような親密度になっていく。快が花に手料理を振舞ったり、花が快に「ギュってして」とねだったり……。


 だが、なぜか快があと一歩を踏み出さない。良い雰囲気になっても照れてしまってか、スキンシップを避けて、微妙な距離をとってしまう。花はガンガン行っているし、どんとこいっ! という雰囲気もわかりやすく出しているのに、快がやや引いてしまって、二人の関係が思うように進展しない。実にじれったい。


 テラスハウス入居前に、快は恋愛について「守りに入るんじゃなくて、もっと攻撃していきたいです」と宣言していた。快が攻めの姿勢を見せたそのとき、めでたく東京編2組目のカップルが誕生するはず。その瞬間が来るのは、水族館ダブルデートか、それとも……。(文=朝陽空)