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ねづっち『笑点』出演でトレンド入り『R-1』に出ていたら「優勝」の声も

2020年03月09日 15:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

『笑点』にピン芸人として初出演したねづっち(画像は『笑点 2020年3月4日付Facebook「【次回の笑点】は‥「なぞかけ」でおなじみのねづっちが登場!」』のスクリーンショット)
ねづっちと言えば、なぞかけが得意で「ととのいました」のキメ台詞が『2010 ユーキャン新語・流行語大賞』でトップ10入りしたものだ。2004年から木曽さんちゅうと組んでいたお笑いコンビ・Wコロンを2015年4月に解散、以降はピンで活動している。その彼が3月8日放送の演芸バラエティ番組『笑点』(日本テレビ系)の演芸コーナーで漫談を披露したところ、Twitter上で「笑点は無観客なのかな? と見ていたらねづっちがピンで出とることに驚き!」、「笑点でねづっち出てたけどやっぱすげえな おもしろ」と話題になった。

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今回放送された『笑点』はまだ観客を入れており、ねづっちは東京オリンピックをテーマに「金メダル」をかけたネタを連発して笑いを取った。入りで手応えがあると「こういう感じが続くので、早めに慣れないとお互いに地獄の時間を過ごすことになりますよ」と投げかけて観客を和ませる話術はさすがである。

さらに妻との日常会話でネタが滑るという生活感のある話題から、ピンク・レディーのミー(未唯mie)と仕事をしたエピソードにつなげるあたり、観客の世代を考えたのだろう。懐かしいヒット曲の数々をネタに散りばめて「今のくだりは、ミーさんではなくケイさん(計算)でやってみました」と落として笑わせた。

ねづっちはオンエア後、Twitterで「ピンになった時に目標の1つにしていた番組だったから決まった時嬉しかったなぁ」と感慨深げにつぶやいた。800名の観客を前に行った収録を「緊張と幸せを感じながらネタをしたなぁ」と振り返りつつ、オンエアを見た妻から「てめー、私のことネタにし過ぎだろ!」と怒られたことを明かしている。

彼のツイートには、『R-1ぐらんぷり』で第1回・第2回と決勝に出場したお笑い芸人・南野やじから「本当に完璧なステージでした」とコメントが寄せられたのをはじめ、フォロワーから「お嫁さんネタ面白過ぎ(笑)うちの嫁さんと一緒に爆笑でした」、「笑点が大好きでして、今日ねづっちさん出てくださり嬉しかったです! ピンク・レディーネタ面白かったなぁ」などの反響があった。

他にもTwitter上で「笑点に出ただけでトレンド入りするねづっち何なんだ」、「笑点の前説、ねづっち めっちゃ頭良いんだろうなぁ 凄かった!」と反響があるなか、同日19時から生放送された『R-1ぐらんぷり2020』(関西テレビ・フジテレビ系)に照らし合わせるかのように「お笑いBグループはダメだな。ろくなのがない…笑点のねづっちは実に面白かったのに」、「今のところ今日笑点で見たねづっちが一番面白い」、「R1の後に今日の笑点みたら、ねづっち出てて、優勝だった」という声も見受けられた。

『R-1ぐらんぷり2020』はスマホゲームをテーマにしたネタでマヂカルラブリー・野田クリスタルが優勝した。『R-1ぐらんぷり』は当初、若手ピン芸人が漫談の実力を競う大会として考案されたが、芸歴の長い芸人にも門戸を開いており参加資格は芸歴を問わない。ねづっちは現在45歳で芸歴はおよそ25年になるが参加資格はあるわけだ。

ちなみにYouTube「ねづっちチャンネル」では彼の漫談を動画で公開しており、テレビで見かけることは少なくなったが劇場では大勢のファンを笑わせていることが分かる。



画像は『笑点 2020年3月4日付Facebook「【次回の笑点】は‥「なぞかけ」でおなじみのねづっちが登場!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)