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『Nizi Project』第7話はスター性評価 J.Y. Park「自分のどんなところが特別なのかを知ること」

2020年03月08日 12:21  リアルサウンド

リアルサウンド

『Nizi Project』

 3月6日、韓国の芸能事務所JYPエンターテインメントとソニー・ミュージックエンタテインメント、ソニー・ミュージックレーベルズによるガールズグループオーディションプロジェクト『Nizi Project』のHuluでのオーディション番組の7話が配信された。


(関連:『Nizi Project』第6話、ボーカルテスト1位もマコ J.Y. Park「スターになる準備ができている」


 韓国での本格トレーニングに参加するため、ダンス・ボーカルテストを終えた参加者たちが次に挑戦するのは、“スター性”評価。J.Y. Park氏にとって、このスター性とは「特別な何かに恵まれていることではなく、自分のどんなところが特別なのかを知ること」だという。ヒントを与えられるも、不安げな表情の参加者たち。そんな緊張感を吹き飛ばしたのは、トップバッターを務めたエリナだ。ポンポンを手に取り、「このステージでみんなを元気に! 笑顔にさせたいと思います」と挨拶をすると、チアリーディングを披露。すると、J.Y. Park氏も「力を与えてくれるパフォーマンスを最初にやって、とてもよかったと思います」と笑顔に。これまでのテストで厳しい評価を受けていたエリナも、ようやく聞けた褒め言葉に安堵した。


 続いては、可愛らしいビジュアルを持つアヤカが挑戦。テニスウェアとラケットを持って登場した彼女にJ.Y. Park氏は「僕が思うイメージはいつも静かで慎重そうな子だなと思っていたので、運動するなんて想像できません」と驚く。そのイメージを覆すため、アヤカが用意してきたのは“少し変わったテニス講座”。まるでピン芸人が披露するネタのような講座に、J.Y. Park氏は開いた口が塞がらない。それでも、他の参加者たちが「可愛い」と口々に語る様子を見たJ.Y. Park氏は「スター性評価がどうなったら成功かというと、パフォーマンスをする前より、した後にその人をもっと好きになったら成功です」と評価し、キューブをアヤカに渡した。


 次にスター性を披露するのは、ガールズグループでの活動経験があるキョウカ。再びアイドルの夢を掴むため、ひたむきにパフォーマンスしてきた彼女だったが、J.Y. Park氏は予選・合宿のテストどちらでも「ナチュラルさがない」と指摘。その評価を覆すべく、TWICE「CHEER UP -Japanese ver.-」の歌詞に合わせて演技をしながら好物のトッポギを調理する。見事に楽しげな姿を見せたキョウカは、J.Y. Park氏に「一番ナチュラルで魅力的に見えました」と言われ、聞きたかった言葉に涙を流した。


 空手を披露したリクもJ.Y. Park氏から高評価を受ける。ダンスに必要な重心力を見せつけたリクは、ダンス・ボーカルに続く3つ目のキューブを手に入れた。その後もオカリナやマジックなど、それぞれに個性的なパフォーマンスを披露した参加者たち。中でも注目されたのは、これまでのテストで全て1位を獲得しているマコのパフォーマンスだ。彼女は無表情でレモンを食べた後、習字で自身を表す四字熟語を書いて披露。その言葉は「小さな力も積み重ねれば、大きな目標を達成する」という意味を持った“点滴穿石”。J.Y. Park氏は「書いた言葉の意味がマコさんの姿と重なって、感動しました」とスター性の点でも彼女を評価した。


 マヤが紙芝居で『みにくいアヒルの子』を披露すると、温かい感動に包まれるスタジオ。するとJ.Y. Park氏は、みにくいアヒルの子が白鳥となって飛び立つ姿に参加者を重ねて「多くの人がいるこの世の中で、私も特別な何かの理由を持って生まれてきた人だから、自分のありのままの姿が特別だということを分かるときが来るはずです」と26名の顔を見て伝える。そして、たとえオーディションに落ちたとしても“一人ひとりが特別”なことに変わりはないと語り、マヤにキューブを授与した。


 次回『Nizi Project』第8話は、3月13日22時から配信開始される予定だ。(苫とり子)