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ウィリアム王子&キャサリン妃、アイルランド訪問で対面した子供達からの手作りカードを披露

2020年03月08日 11:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ホウス・クリフの海岸線を訪れたキャサリン妃とウィリアム王子(画像は『Kensington Palace 2020年3月5日付Instagram「Go raibh míle maith agaibh, a chairde go léir in Éirinn Thank you to all the wonderful people we met in Ireland!」』のスクリーンショット)
ウィリアム王子とキャサリン妃は、現地時間3月3日から5日まで3日間にわたってアイルランドを公式訪問した。今回が初めてとなったアイルランド訪問では首都ダブリン、キルデア州、ミース州、ゴールウェイ州の施設などを訪れ、「英国とアイルランドの人々の永続的な友情」の橋渡しを行った。

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今回の訪問に向けて、ケンジントン宮殿は事前に次のような声明を発表していた。

「ウィリアム王子夫妻の訪問は、アイルランドの豊かな文化と影響力のあるコミュニティや素晴らしい景色が随所に取り入れられたものになる。」
「今回の訪問は両国の関係に焦点を当て、追悼と和解のテーマに基づいて関係構築を図っていくものである。」

ウィリアム王子とキャサリン妃夫妻は3日、首都ダブリンに到着した。訪問初日の2人はマイケル・D・ヒギンズ大統領と対面した後「ギネス・ストアハウス」を訪れ、英国から独立するために戦った人々を追悼する「ガーデン・オブ・リメンブランス」を訪れた。レセプションに出席した際にウィリアム王子はスピーチを行い、英国とアイルランドの間に起きた問題や過ちなどの歴史について言及し、「英国とEUは協力しなければならない」と述べた。

2日目はダブリンのテンプルバー地区にあるメンタルヘルス・チャリティ団体「ジグソー」を訪問、その後キルデア州に移動しホームレスや薬物・アルコールなどの問題を抱える若者をサポートする「サバンナ・ハウス」に向かった。さらにミース州ではアイルランド農業食品開発局の研究農場を訪問し、サステナブル(持続可能な)農業のプロモーションについて学んだ。ホウス・クリフ・ウォークを訪れた際には、2人は腕を組みながら美しい海岸線を散歩している。

最終日の3日目には、ゴールウェイ州にある「ゲーリック・アスレチック・アソシエーション(GAA)・クラブ」にて夫妻はクラブに所属する10歳以下のメンバー達と対面し、アイルランドの国民的スポーツ「ゲーリック・フットボール」と「ハーリング」の腕前を披露した。


アイルランドでの公務終了後、ケンジントン宮殿の公式インスタグラムではアイルランドで撮影した記念写真を公開している。ホウス・クリフの海岸線を散歩した写真では、夫妻が寄り添って微笑み合う姿があり、キャサリン妃がハーリングでボールを打とうとする姿や夫妻がジャグリングをする場面、エプロン姿でキッチンに立つ姿などが見られる。

さらにアイルランド訪問中に対面した子供達から貰った数々の手作りのカードを披露し、「アイルランドでお会いした素晴らしい皆さま、本当にありがとう」というメッセージをゲール語(アイルランドの第1公用語)と英語で伝えていた。

画像は『Kensington Palace 2020年3月5日付Instagram「Go raibh míle maith agaibh, a chairde go léir in Éirinn Thank you to all the wonderful people we met in Ireland!」「Having a go at Hurling @skgaa in Galway take a look at our Story to see how The Duke and Duchess got on!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)