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新型肺炎で買い溜めをした人の9割「不足するという情報はデマと知っている」

2020年03月07日 07:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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NEXERは3月5日、新型コロナウイルスの流行を受けて「買い占め問題」に関する調査結果を発表した。調査は3月上旬に実施し、全国の男女958人から回答を得た。

1か月以内に「買い溜めをした」と回答した人は23.3%。しかしそのうちの9割が「マスクやトイレットペーパーが今後不足するという情報は“デマ”であると知っている」(91.5%)と答えている。

「本当に必要な時に無いと困るので」「あっても腐るものではない」

今回の品薄・品切状態となっている商品の多くは“買い占め”行為が引き起こしている。それについても「知っている」と回答した人が90.6%にのぼる。買い占めをする理由を聞くと、

「デマと分っていても、実際に店で売っていないから」(40代男性)
「本当に必要な時に無いと困るので」(50代男性)
「外出の頻度を少なくして感染のリスクを減らしたい」(30代女性)

といった声が寄せられた。また「ここで震災が来ないとも限らないから」(40代男性)、「あっても腐るものではないので」(50代女性)といった声もあがっている。

同社は「品薄状態ばかりがクローズアップされてしまいますが、マスクは都度供給されていますし、トイレットペーパーも日本国内だけで十分な量が作られています」とコメント。食品類も特に不足することはないとし、「このような時だからこそ、助け合い・譲り合いの気持ちや冷静な判断・行動が必要になるのではないでしょうか」と呼びかけた。