ソフトブレーン・フィールドは3月6日、「新型コロナウイルス拡大防止に伴う、一斉休校に関する意識調査」に関する調査結果を発表した。調査は3月上旬に実施し、20~40代の働く女性396人から回答を得た。
新型コロナウイルスの影響により「働き方が変化した」と回答した人は21.5%。「変化していない」(69.4%)が多数派だが、5人に1人は変化を感じている。
「どんなウイルスかわからないため、休校は仕方ないことだと思うが急すぎる」
具体的には、「外勤は休んで、テレワークを主としています」「学習塾に勤務しているので、勤務日数が減った」という声が寄せられた。中には、「休校で子どもと過ごす時間が長いため、勤務日数と時間を減らした」という声もあがっている。
休校要請については「賛成」「仕方がないことだと思う」の合計が83.3%となった。具体的な声として、
「どんなウイルスかわからないため、休校は仕方ないことだと思うが急すぎる」
「唐突すぎて、学校が全く準備もできないなかで休校に追われて大変そうだった」
という「急すぎる」というコメントが多く目立った。「反対」(16.7%)と回答した人からは、「社会が混乱してしまうから」「時期が遅すぎると思った。世の中が混乱し暗くなっている」という意見が寄せられた。
また、中には「休校になっても、通勤する大人の感染リスク高いままだと思う。結局子どもが公園や学童等で密集している」という声も。
休校中の対処法「子どもだけで留守番をさせる」「仕事を休んで子どもと過ごす」
また突然の小学校の臨時休校について母親161人に聞くと「不安に感じていることはある」が80.7%となった。具体的には、「学校がないことによる子どもの勉強」(75.2%)が最も多かった。
次いで、「子どもの精神状態やストレス、健康面」(65.8%)、「この状態がいつまで続くか」(65.2%)と続いた。わずかだが「収入が減ること」(20.5%)、「仕事を休むことにより職場に迷惑をかけること」(11.8%)と続く。
休校中の対処法を尋ねると、「子どもだけで留守番をさせる」(50.3%)、「自分もしくは夫や家族などが仕事を休んで子どもと過ごす」(46.0%)が半数近くを占めた。次いで「親戚に子供を預ける」(16.8%)、「学童や公共場所に子供を預ける」(10.6%)、「テレワークを利用する」(6.2%)と続いた。