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「東武アーバンパークライン勝手に住みたい街ランキング」1位は柏

2020年03月06日 18:12  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
東武鉄道はこのほど、東武アーバンパークライン(野田線)沿線住民400人に「住みたい街」「穴場・好きな街」「子育てに良い街」「リタイア後に住みやすい街」などの調査を行い、その結果をもとに、「東武アーバンパークライン勝手に住みたい街ランキング」を発表した。

今回の調査は、2020年2月7~10日の期間、沿線に住む20~60代男女400人を対象に、インターネットによるアンケート調査を実施。各設問の上位3つを聴取し、順位に応じて1位は3点、2位は2点、3位は1点の得点を乗じて算出した。

「勝手に住みたい街」ランキングの1位は「柏」。駅半径1km圏内の人口が約7万人と沿線の中で最も多く、小売・飲食店も充実し、「都心に出やすい」「日常の買い物に便利」といった点が選ばれた理由だった。

2位は「流山おおたかの森」。住宅や商業施設の開発、保育園の新設・増設、学童クラブの整備も進み、人口が増加し続けている流山市の駅であり、他の街と比べて「育児・教育施設が充実しているので住みたい」と思っている人が多いという。なお、9位の「大宮公園」は、沿線の中で「自然が多いから住みたい」との理由で選ばれている。

東武アーバンパークラインのイメージを調査したところ、1位は「田舎っぽい(41.0%)」となり、「憧れがある」と回答した人は1.8%、「人気がある」と回答した人は3.3%だった。憧れや高級感があるとはいえない路線だが、「アーバン(都市)」と「パーク(公園)」の名前が示す通り、都心に向かう通勤・通学路線との乗換駅が複数ある利便性、身近に自然を感じられる公園が多く点在する快適性を有し、「憩いのある住みやすい路線」として成長しているという。

3月14日に行われるダイヤ改正では、全線で急行運転を開始することによる所要時間の短縮、都心からの他社線最終列車との接続ができる平日最終列車の大幅な繰下げ、着席通勤の需要に応える特急「アーバンパークライナー」の運転区間の拡充など、利便性がさらに向上。2020年の「穴場路線」になるとしている。

その他のランキングとしては、「穴場・好きな街」「子育てに良い街」「リタイア後に住みやすい街」の3つで「流山おおたかの森」が1位を獲得。大きな公園があり、自然も多いことや、育児・教育施設が充実していて買い物も便利であり、都心・繁華街に出やすく、街に活気があるといった理由で選ばれている。(木下健児)