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ナタリー・ポートマンのステージパフォーマンスも 『ポップスター』予告編公開

2020年03月06日 08:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ポップスター』(c)2018 BOLD FILMS PRODUCTIONS, LLC

 4月3日に公開される映画『ポップスター』の予告編と場面写真が公開された。


参考:『スキャンダル』が投げかける重いテーマ “権力”と“男らしさ”の分かち難い関係性を考える


 『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンが製作総指揮も兼任した本作は、ポップスターの光と闇を描いた、『シークレット・オブ・モンスター』のブラディ・コーベット監督最新作。


 クラスメイトによる銃乱射事件で死の淵から生還したセレステは、皮肉にも姉のエレノアと作った追悼曲が大ヒット。敏腕プロデューサーに見初められ、一躍スターダムへ。18年後、トップスターの彼女はスキャンダルで活動を休止していた。再起をかけたカムバックツアーの初日、ある事件が起こる。しかし、それは、彼女の過去の模倣事件だった。蘇るトラウマを抱え、彼女はステージに向かうが……。


 銃乱射事件の生存者として、追悼式で歌を歌ったことをきっかけに新進ポップスターへと上り詰めるも、度重なるスキャンダルで失墜、再起をかけたステージに臨むポップスターのセレステをポートマンが演じる。セレステの才能を買い、彼女をトップスターへと導く敏腕プロデューサー役でジュード・ロウが出演。幼少期のセレステとセレステの娘の2役を『トゥモローランド』のラフィー・キャシディが務め、セレステの姉エレノア役には『グッバイ・ゴダール!』のステイシー・マーティンが名を連ねた。さらに、劇中ナレーションでウィレム・デフォーも参加した。


 主題歌・劇中歌の全般を担当するのは、世界的トップ・アーティストのシーア。ポートマンと共に、ロウとシーアも製作総指揮に名を連ねた。


 公開された予告編では、子どもの頃に経験した壮絶な過去をきっかけに、その悲劇を乗り越え華々しくステージで活躍するセレステの姿が。しかし、ホテルの廊下に突如倒れ込むと、彼女のその様子にマネージャー(ジュード・ロウ)が呆れ気味。姉のエレノア(ステイシー・マーティン)に泣きついたり、「怖いの」と弱音を吐くセレステだが、一歩ステージに上がると、満員の観客を興奮と歓喜に包み込み、圧倒的なパフォーマンスを見せるという2つの姿が映し出されている。


 あわせて公開された場面写真には、娘のアルビー(ラフィー・キャシディー)の手を取り、神妙な表情で遠くを見つめる親子の姿や、セレステが14歳の時に起こった同級生による銃乱射事件、発生直前の様子も。ポップスターという宿命を背負ったセレステの抱える強さと弱さが切り取られている。(リアルサウンド編集部)