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小籔千豊、『テセウスの船』第9話から出演 「竹内くんがすごく偉そうになっていたらどうしよう」

2020年03月06日 04:01  リアルサウンド

リアルサウンド

小籔千豊『テセウスの船』(c)TBS

 小籔千豊が、TBS日曜劇場『テセウスの船』に出演することが決定した。


 週刊漫画誌『モーニング』(講談社)で連載されていた東元俊哉による同名漫画を原作とした本作は、時代を超えて繋がる家族の絆を描く、竹内涼真主演のミステリードラマ。


【写真】まだ生き残っている家族


 生まれる前に父が殺人犯として逮捕された主人公・田村心は、母・佐野和子と姉兄と共に加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、暗闇の中を生きてきた。人目を気にして笑うことも許されなかった人生。しかし、心の過去を受け入れ、いつも励まし支えてくれる最愛の妻・田村由紀から、自分の父親を信じてみてと言われ、心は父に向き合う決意をする。父が逮捕された事件の現場となった村を訪れた心は、突然、事件直前の平成元年にタイムスリップし、生まれて初めて父・文吾と31年前の母・和子に出会う。


 主人公・心役で主演を務める竹内のほか、殺人犯として逮捕された心の父親・佐野文吾役で鈴木亮平、母親・佐野和子役で榮倉奈々、心の妻・田村由紀役で上野樹里が出演する。


 3月15日放送の第9話から出演する小籔が演じるのは、宮城県警監察官室の馬淵。“組織”を守るためならば手段を選ばない冷酷なキャリア警察官で、心と文吾を襲ったある事件を機に、2人の前に立ちはだかる大きな敵となる。馬淵と文吾の間には過去の因縁があるようで、 父と子の運命を握る重要な役どころとなる。


 小籔は、2017年放送の日曜劇場『陸王』以来のドラマ出演で、主演の竹内とはそれ以来の共演となる。


■小籔千豊 コメント
このドラマを全て見てとても感動したので、途中から出演させていただくにあたってプレッシャーがすごかったです。それに、僕にはキャパオーバーなくらいたくさんセリフをいただいてしまって。必死でセリフを覚えなくてはならないので、撮影が終わるまではゲームを封印するつもりです(笑)。


竹内くんは『陸王』の時もすでに人気でしたけど、今の方がさらに売れているので、今回この現場で会う前は「竹内くんがすごく偉そうになっていたらどうしよう」って思っていたのですが、全くそんな雰囲気もなく、本当に前と同じく自然な感じで接してくれたので安心しました。なんかやたら俳優面してしゃべってこられたら嫌だなと思っていたんですけど(笑)。前と何も変わらない好青年でよかったと思いました。


今回はセリフも多いので大変ですが、それ以上に本当に標準語を頑張っていますのでその辺りも見ていた だけたらと思います。僕が出させていただいている第9話もめちゃくちゃ面白いのでぜひ見ていただけたら うれしいです。


あと、今回このドラマに参加させていただけて本当にありがたいのですが、正直言うと参加せずにオンエアでこのお話を見たかったなという気持ちも半分あります(笑)。なので、そのぶん皆さんにはこの先のストーリーを是非楽しみにしていただければと思います。


(リアルサウンド編集部)