リクシィは3月5日、「新型コロナの影響に対する結婚式へ列席」に関する調査結果を発表した。調査は3月上旬にネット上で実施し、6月までに結婚式に列席予定の20~50代男女141人から回答を得た。
新型コロナウイルスの報道が相次ぐ中、結婚式の列席について聞くと、2割近くが「全く出席したくない」(9.1%)、あるいは「やや出席したくない」(9.1%)と考えていることが分かった。
「感染の不安より、祝いたい気持ちが上回る」という人も
回答者に理由を聞くと、披露宴や二次会といった「大人数が集まる場での食事への不安」(66.7%)を抱えている人が多かった。このほか「二次感染への不安(家族や職場への影響)」(50%)という人も。
また、中には「報道やネット情報による漠然とした不安」「会場側の衛生管理への不安」「家族の理解が得られない」といった声も寄せられた。
一方で「出席したい」(81.8%)と回答した人に理由を聞くと、最多は「衛生上問題ないと感じるため」(47.9%)だった。以降は「式場の対応に対する安心感があるため」(36.1%)、「感染への不安を祝いたい気持ちが上回るため」(34.5%)、「感染への不安はあるものの欠席するのは失礼だと感じるため」(29.4%)と続く。
さらに、結婚式場に求めることを聞くと、1位は「消毒液の完備」(58.2%)だった。次いで「対応策の開示」(51.8%)、「従業員への知識啓蒙・教育の徹底」(50.4%)、「トイレにうがい薬、使い捨てコップの設置」(45.4%)、「マスクの提供・スタッフのマスク着用」(38.3%)、「接触部位の定期洗浄」(38.3%)、「体調管理」(30.5%)、「混雑防止策の徹底」(27%)などが続いた。