トップへ

『さよなら、ティラノ』予告編公開 エンディング曲はハナレグミ&コトリンゴが担当

2020年03月05日 10:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『さよなら、ティラノ』(c)2018 "My TYRANO” Film Partners

 初夏に公開される静野孔文監督最新作『さよなら、ティラノ』より、予告編と場面写真が公開された。


参考:『デジモンアドベンチャー』とは何だったのか “無限大の夢のあと”に斬り込む最新作に寄せて


 原作は、『ずっとずっといっしょだよ』(ポプラ社刊)をはじめとした累計200万部を超える宮西達也の絵本作品、ティラノサウルスシリーズ。最強なのに暗闇が怖がるティラノサウルス“ティラノ”と、飛べないけど、いつも希望を抱いて生きるプテラノドン少女“プノン”が一緒に旅をする“絆と友情”の冒険物語だ。劇場版『名探偵コナン』シリーズを多く手がける静野監督と手塚プロダクションがタッグを組み、音楽を坂本龍一が担当。脚本は、『カウボーイビバップ』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のストーリーライダース・佐藤大が務める。


 最強なのに暗闇が怖がるティラノサウルス、ティラノ役を三木眞一郎、そして一緒に旅をする、心優しいプテラノドンの少女プノン役を石原夏織が務める。さらに、冒険の途中で仲間に加わるトリケラトプスの子供トプスを悠木碧が演じるほか、小西克幸、井上喜久子、森川智之、檜山修之、石塚運昇が脇を固める。


 公開された予告編では、最強なのに暗闇が怖がるティラノサウルス、ティラノと、飛べないけど、いつも希望を抱いて生きるプテラノドンの少女プノンが出会い、“天国”を目指して大冒険を繰り広げる様が切り取られている。


 また、アニメ映画を手がけるのは『王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987年)以来、実に33年ぶりとなる坂本龍一の音楽や、ハナレグミ&コトリンゴが歌うエンディング曲「楽園をふたりで」も披露されている。なお、サウンドトラックの配信は4月15日からスタートする。


 エンディング曲「楽園をふたりで」を担当したハナレグミ、コトリンゴ、さらに本楽曲を作詞した坂本慎太郎からはコメントが公開された。


■コメント
●ハナレグミ
コトリンゴさん坂本慎太郎さんが作った素晴らしい楽曲を歌いこなすのは、僕にとっての大きな冒険でした。この作品に参加できたことをとても光栄に思います! ティラノを真っ直ぐ見つめるプノンの目あの目を僕はまっすぐ見つめ返すことができるかな? そんなことを思いながら映画を見ていました。


●コトリンゴ
映画を観た後に、この物語と共に恐竜たちの生きる景色がまた浮かぶと良いなと思いながらアレンジしていきました。坂本龍一さんのメインテーマを手掛かりに、何度もやり取りをさせていただく過程で、印象的だったのはモチーフを発展させていくことでした。坂本慎太郎さんが物語に溢れる想いを言葉に紡いでくださり、大きく力強い身体だけれど、繊細な心を持つティラノのイメージにぴったりのハナレグミさんの声が、素晴らしく表現してくださいました。


●坂本慎太郎
脚本とコトリンゴさんのデモ音源から受けたイメージを、なるべく素直にシンプルな言葉で表現するよう努めました。作品のエンディング曲として自然に溶け込むことができれば嬉しいです。


(リアルサウンド編集部)