コネヒトは3月3日、「新型コロナウイルス感染拡大防止や臨時休校に伴うリモートワーク」に関する調査結果を発表した。調査は2~3月上旬にネット上で実施し、子どものいる女性1777人から回答を得た。
新型コロナウイルスの感染拡大により、注目を集めているリモートワーク(在宅勤務)。実態を聞いたところ「現在の職場でリモートワークが可能」(19.2%)という人は2割に満たなかった。
協力、活用したいもの1位は「祖父母」
「リモートワークが可能」と回答した人に、子どもが近くにいる環境下でのリモートワークの課題を聞くと、最多は「子どもが一人で長時間遊び続けることができない」(75.6%)だった。
以降は「子どもが気になり集中できない」(73.7%)、「子どもへの罪悪感がある」(53.6%)、「子どもが映るので社外との打ち合わせやオンライン面談ができない」(27.3%)、「会社側の理解が足りない」(12.5%)と続いた。
こうした"親子リモートワーク"時に協力を依頼したり、活用したいものとしては「祖父母」(54.7%)が最多に。次いで「夫或いはパートナー」(50.9%)、「ベビーシッター」(28.1%)、「ファミサポ」(19%)、「家事代行」(10.2%)が挙がった。
また、経験者に"親子リモートワーク"時の工夫を聞いたところ、
「なるべく子どもが寝たあとに仕事するようにしました」
「時間割と課題をあたえて暇をもてあまさないようにします。休憩時間も決めて、そこはゆっくりコミュニケーションをとります」
「夫もリモートワークで、二人で一人の子どもを見ることが大前提で、会議が入っている時間は交代で子どもを見ています」
と勤務時間や子どもの過ごし方、周囲のサポートに関する工夫が多く寄せられた。