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『いきなりマリッジ3』第16話ーー出会って18日目、新郎の両親と新婦が対面

2020年03月04日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『いきなりマリッジ3』(c)AbemaTV

 初対面の男女が出会ったその日に婚姻届を書き、そのまま30日間の“新婚”生活を送る“新婚”観察リアリティーショー『いきなりマリッジ』待望の第3シーズン。「ハイスペ夫婦編」第7話が、2月29日よりAbemaビデオにて配信されている。


(関連:『いきなりマリッジ3』第15話ーー出会って17日目、新郎と新婦が互いの本音を曝け出す


 「結婚ってこんな感じなんだ」


 新郎タケル(33歳)の地元・徳島でタケルの両親と会った新婦ナツキ(29歳)。タケルの両親との会食を終えたナツキは、今まで味わったことのない結婚の重みを感じたようだ。


 “新婚”生活18日目。前回に引き続き、タケルと彼の両親と会食するナツキ。夫の両親との対面に緊張していたナツキだったが、明るく朗らかなタケルの母親のおかげでリラックスできているようだ。タケルの両親はタケルの結婚に肯定的なだけでなく、番組にも興味津々。タケルの父親が「今まで結婚に至ってないんだろ? なかなか難しいよな」と呟くと、4人は30日間で相手のすべてを知らなければならない大変さを語り合う。そんな中、タケルの母親は「濃い30日を送れるから、それいいよな」「(結婚を決断するまでの期間は少ないが)濃縮した時間が過ごせる」と番組に対してポジティブなコメントを残し、番組MCの陣内智則と紗栄子を感激させていた。


 その後、ナツキはタケルの母親と、タケルは父親と二人きりで過ごすことに。タケルの父親は「親としては結婚を望んでる」「早く孫が見たい」と正直な思いを息子に打ち明ける。率直に本音を伝える父親の言葉と「見せたい」「親孝行したい」と返したタケルの神妙な面持ちが、印象に残った。


 会食後のインタビューで、ナツキは「結婚ってこんな感じなんだ」と口にする。結婚を前提にしたお付き合いや義両親への挨拶が初体験だったナツキにとって、家族と家族がつながる「結婚の重み」を感じたようだ。とはいえ、タケルの母親と過ごした楽しい時間のおかげで、その重みがネガティブに働くことはなさそうだった。一方タケルも、母親が喜んでいたことや父親と真面目な話ができたことを嬉しく思っている様子。タケルは「なっちゃんに関して不安はなかった」と話す。タケルの両親との会食は、二人とも好感触だったようだ。


 タケルとナツキが次に向かったのは、大阪。二人はナツキの20年来の親友と、タケルの美容室の先輩に会うことに。ナツキは、先輩と親友を通じて、お互いの取扱説明書を知りたいようだ。ナツキの親友もタケルの先輩も快活な性格で、4人はあっという間に打ち解ける。


 仕事柄、女性の恋愛相談にのることが多いタケルの先輩は、ナツキの負けず嫌いな性格を指摘した。「勝負の中で生きてきた人たちは勝ち負けで考える」と言われたナツキは、「男性のプライドを傷つけちゃうことがあった」と過去を振り返る。しかし同時に、30日間しかない“新婚”生活で相手を知るためには、自分のタイミングよりも早く、思いや不満などをぶつけなければならないと、難しさをぼやいた。


 そんなナツキの思いを聞いたタケルが「言ってくれるからわかるもんね」とさりげなくフォローしていたのが印象的だ。前回ナツキとケンカしたとき、タケルは同僚から「言わないと伝わらない」とアドバイスされていた。タケルの言葉からは、裏表のないナツキと向き合い、深い関係を築こうとする彼の真面目さと優しさが伝わってくる。


 タケルの先輩もナツキの親友も、二人の関係に好印象を抱いた様子。タケルの先輩が「(タケルとナツキは)長い目で見ると合いそうな気がする」と評したとき、ナツキの親友も強くうなづいていた。タケルとナツキにとっても、彼らと会ったことはプラスに働いたようだ。タケルと腕を組み「楽しかった」と笑うナツキの晴れやかな表情と、「時間が足りへんかった」と頷くタケルの優しげな背中が心に残る。


 “新婚”生活19日目。二人は、ナツキが大阪に来ると必ず行くという占いの店へ。ナツキは占い師に「結婚に向かう中で、足りていないところを知りたい」とリクエストする。タロットと暦による相性占いの結果は良好で、占い師からは「結婚の相性はいい」と告げられる二人。だが、「もっと言い合っていかないと深い関係にはなっていかない」との忠告が。「もっと深め合っていきたい」というタケルの思いと二人のこれまでの物語をなぞるような指摘に、思わず驚いた視聴者も少なくないはず。残りわずかな“新婚”生活の中で、タケルとナツキはどこまでお互いの思いを伝え合うことができるのか。占いの結果が良い方向に働くと良いのだが……。(文=片山香帆)