エアトリは3月3日、「人気観光地」に関する調査結果を発表した。調査は2月にネット上で実施し、20~70代の男女967人から回答を得た。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外出権度の変化を聞いたところ、最多は「人ごみはなるべく避けている」(32.8%)だった。「不要不急の外出は控えている」(27.9%)という人も多い。
一方で「気にはなるが控えてはいない」(31.1%)、「特に気にしていない」(8.2%)という人も合わせると4割にせまった。
「空いている今のうちに観光を計画」という人も
国内では、新型コロナウイルスの発生を受けて訪日外国人が激減。近年は外国人観光客で一年中混雑している人気観光地も空き始めており、京都の嵐山では商店街が「スイてます嵐山」と題したキャンペーンを実施したことでも話題を呼んでいる。
国内外に「行きたくても混雑を理由に諦めていた観光地がある」(58.8%)のうち、空いている今のタイミングに「観光に行こうと計画している」(27.8%)という人が約3割だった。
実際に行った人からは
「ハワイに行ったが、中国人が少なく、穏やかでゆっくり観光出来た」
「伏見稲荷、中国人がおらず鳥居の写真も満足いくものが撮れた」
と満足の声が挙がる一方で「九份、階段を下るのも大変なくらい、ぎゅうぎゅうだった」「マレーシア、ゴールドコースト他、日本人ツアー客が意外に多かった」といった、かえって観光客が押し寄せている観光地もあるようだ。