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氷が張る湖に潜った男性「死を覚悟した」と明かすも再挑戦で非難殺到(米)<動画あり>

2020年03月03日 07:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

氷が張った湖に入る男性(画像は『Jason Clark 2020年2月24日付Instagram「I have never been this close to dying.」』のスクリーンショット)
ショートムービープラットフォーム「TikTok」に数々の冒険やスタント動画を投稿し、57万超のフォロワーを抱えるインフルエンサーのジェイソン・クラークさん(Jason Clark)が、米ユタ州の氷が張る湖で撮った映像が物議を醸している。ジェイソンさんは湖に潜ったものの氷の下で出口が見つからなくなり、Instagramで「死をこれほど身近に感じたことはなかった」とコメントした。

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「有名になりたい」「“いいね!”を獲得したい」などの理由で、SNSで危険なチャレンジに挑戦する人が後を絶たない。そんななか「TikTok」のスター、ジェイソン・クラークさんが先月下旬に氷が張った湖に潜る動画を投稿した。ジェイソンさんが撮影を行ったのはユタ州の淡水湖‟ベアーレイク”で、身体の幅の倍ほどの正方形の穴からスタートして水中を泳ぎ、出口の穴から顔を出す予定だったのだが、計画通りには進まなかったようだ。

動画ではガールフレンドのアビーさんの「あなたならできるわ」という言葉に続き、ジェイソンさんが氷の下を泳ぎ始める。しかし数メートルほど進むと水中から氷に触れ、身体を仰向けにして苦しんでいるかのように見える。この時点でパニックに陥っていたというジェイソンさんはその後ぐるりと向きを変え、来た道を戻ろうとワニのように泳ぎだすが、まるで道に迷ってしまったかのように何度も方向転換し、やっと入口の穴にまで辿り着いている。

ジェイソンさんは3万8千人超のフォロワーがいるInstagramにもこの動画を投稿し、出口が見つからずスタート地点に戻ろうとしたものの全く方向がわからなくなってしまったこと、氷を背中で割ろうとしたがびくともしなかったこと、息が苦しすぎて何も見えないような状態に陥り、“死”を覚悟したことなどを綴った。

しかしながらこの投稿には、「ハラハラした」「命を懸けてまでスタントをするなんて馬鹿げている。こんなことは今すぐ止めるべき」「生きていたことを感謝すべき」「どうかしてる」「もう2度とこんな真似はしないでちょうだい」といったジェイソンさんを非難するコメントが相次いだ。

だがジェイソンさんは、同じ場所に舞い戻ると出口の穴を大きくしゴーグルをつけてスタントに再挑戦し、Instagramに「2度目はもっと安全でスムーズにできたよ」と投稿したのであった。これには「もうここまでくると、精神状態を疑うね」「次回は橋からジャンプしてみたら?」「誰も感心する人はいないだろうね」「死と隣り合わせのスタント」「何も学んでいないと思う」などといったコメントがあがり、ジェイソンさんは再びバッシングされてしまったのであった。

ちなみに2019年には、一時的な陶酔状態を達成するために、自分の首を絞めたり胸を圧迫するなどして脳内の血流を瞬間的に遮断し、意図的に窒息状態にさせる“チョーキング・ゲーム(失神ゲーム)で10代少年が脳死している。少年はYouTube動画を見てこのゲームに挑戦しており、息子の臓器提供を決意した母親が「これ以上犠牲者を出さないで!」と訴えていた。



画像は『Jason Clark 2020年2月24日付Instagram「I have never been this close to dying.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)