年間約1,000万人の来場者が訪れるフランス・パリの観光名所ルーヴル美術館が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により3月1日休館した。
休館は同日に開かれた臨時会合によって決定。感染症を懸念する大多数の職員が就業を拒否したことで休館を余儀なくされたという。2日以降の営業については未定。
フランスでは感染者数が100人に達し、これまでに2人の死亡が報じられている。フランス政府は2月29日、5,000人以上集まる集会行事やイベントの開催を禁止。現在開催中のパリファッションウィークでは「アニエスベー(agnès b.)」や「アー・ペー・セー(A.P.C.)」などがショーの中止を発表している。
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