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東京マラソン、大迫傑選手がナイキ新作厚底「アルファフライ ネクスト%」着用し日本新記録

2020年03月01日 13:22  Fashionsnap.com

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エア ズーム アルファフライ ネクスト% Image by: FASHIONSNAP.COM
3月1日に行われた東京マラソン2020で、大迫傑選手が「ナイキ(NIKE)」の新作ランニングシューズ「エア ズーム アルファフライ ネクスト%」(以下、アルファフライ)を着用し、日本新記録を打ち出した。日本人トップ、全体では4位で、自身が持つ日本記録2時間5分50秒を更新し、2時間5分29秒でゴールした。
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 アルファフライは、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)や駅伝などの競技レースで好記録が続出し、話題を集めた「ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」(以下、ネクスト%)の後継モデルとして製作された。2つの「ナイキ ズーム エア ポッド」を前足部に配置したのが最大の特徴で、かかとにはネクスト%より増量したナイキ史上最もソフトで軽いフォームの「ズーム X フォーム」を採用。カーボン ファイバー プレートを1枚搭載しており、アッパーには超軽量で通気性を重視した透け感のある編み素材「アトムニット」を使用した。昨年10月に非公式のフルマラソンでエリウド・キプチョゲ選手が2時間切りを達成した時にプロトタイプを着用していたことでも知られており、2月5日にアメリカ・ニューヨークで開催された新製品のグローバル発表会「NIKE 2020 Forum」で詳細が明かされた。価格は税別3万円で、今春の発売を予定しており、フルマラソンを男女それぞれの規定タイム内で完走した記録を持つランナーを対象に3月1日の今日、NIKE RUN CLUBのアプリ内で特別先行販売を行った。
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 大迫傑選手は、更新した2時間5分50秒の日本記録を打ち出した2018年10月7日のシカゴマラソンでは、ネクスト%の前身モデル「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット」を着用していた。3月8日に開催されるびわ湖毎日マラソン大会で、記録を更新されなければ東京五輪の代表選手に内定する。
 なお、トップでゴールしたビルハヌ・レゲセ選手や設楽悠太選手は旧モデルのネクスト%を、井上大仁選手はアルファフライを着用していた。