トップへ

こんな会社やめてやる!と思った理由「客の前でパートを罵倒」「喫煙所で物事が決まっている」

2020年03月01日 08:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

「こんな会社、辞めてやる!」と思いながらも、本気で辞める決心がつかない人は多いだろう。販売職の30代男性は、休みなく長時間労働の毎日。最低時給を下回っている状態でも「転職を考えているが、うまく踏み込めない。もう負け組確定っぽい」と嘆く。

しかし、退職に向けて着実に動いている人の声も寄せられている。販売・サービス職の40代女性は「面接がうまくいけば、退職届を出して何も言わずに辞める」と既に決意しているようだ。(文:林加奈)

「これだけ働いても手取り20万円なくてモチベーションは下がる一方」

技術職の40代女性は「毎日出勤するたびに、今日こそ退職届を出そうと思う」という。その理由を次のように語る。

「上層部は日頃からコスト削減を掲げて、業務の効率化よりも時間と手間のかかるアナログ化を推奨。そのために定時で仕事が終わらず、サービス残業で処理される。体調を崩して休職するスタッフも多く、残った者に負担がかかる。これだけ働いても手取り20万円なくてモチベーションは下がる一方」

また、技術職の40代男性は「喫煙所で会議の内容や物事が決まっている。非喫煙者で上司である私に一言も相談がない。家庭があるから今の職場にいるが、なかったら辞めてる」と不満げだ。男性のように、仕事に不満はあるものの、家庭を顧みて仕事を続けている人も多いのではないだろうか。

上司からの罵声、暴力に「もう退職届を無理やり出します」

スーパーでパート勤務している40代女性は、直属の上司から殴る蹴るなどのパワハラを受けている。

「あまりの酷さに常に辞めようと思ってます。売り場でお客様の前でもパートを罵倒。泣かせることも多く、店長に相談してもうやむやにされる。時間外、休日でも早朝からLINEが入り休みも関係なく仕事。パートでここまでしないといけないのか?と不信感しかありません」

女性は会社に対して何度も辞めたいと伝えているが、その都度罵倒と脅しを受けていると告白。だが「もう退職届を無理やり出します」と回答を締めくくっている。

管理・事務職の40代女性は「社長と取締役が変わって、私情で人事や賞与を決めはじめた。嫌いな部下の評価をガンガン下げ始めたので退職を決意。まさにさっき他の会社の求人に応募しました」と実際に行動に移したという報告を寄せている。

次の仕事が見つからなければ、収入を失うリスクがある。転職に成功しても、一から仕事を覚えたり、人間関係を築いたりしなければならないため、転職にはそれなりの労力がかかる。転職しようか真剣に悩んでいる人は、先の見通しを立てることも大切だ。

キャリコネニュースでは引き続き「働かない中高年への不満」や「ウチの会社のホワイト自慢」に関するアンケートを募集しています。