トップへ

ヘンリー王子が久々に帰郷 公務では自ら「“ハリー”と呼んで」

2020年02月28日 12:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

スコットランド・エディンバラでスピーチを行ったヘンリー王子(画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2020年2月26日付Instagram「In Scotland today, The Duke of Sussex and Travalyst have hosted a summit to launch their next phase of work, putting communities first, with a mission to create a more sustainable tourism industry.」』のスクリーンショット)
カナダのブリティッシュ・コロンビア州に滞在中の英王室ヘンリー王子が現地時間26日、およそ1か月ぶりに英国で公務に臨んだ。スコットランドのエディンバラで開催されたサミットに出席したヘンリー王子は、周囲に「“ハリー”と呼んでください」と伝えたという。

高位王族からの引退を来月末に控え、現在はカナダのブリティッシュ・コロンビア州に滞在しているヘンリー王子。昨年秋に王子が中心となって誕生した「地球環境に優しい旅」を目指すプロジェクト「Travalyst」がこのほど新たな取り組みを発表するため、スコットランドのエディンバラにてサミットが開催された。

ヘンリー王子は同イベントに出席するため数日前にロンドンに帰郷、のちに電車を利用してエディンバラへと向かった。およそ1か月ぶりとなった英国内での単独公務に臨んだヘンリー王子は、同サミットで旅行者に「地球環境により優しい旅」を提供するために必要なステップなどを話し合った。

英『HELLO!』によれば、この日のヘンリー王子は自身のことを“ハリー”と呼ぶよう関係者に直接依頼していたそうで、サミット開始の際には司会者が

「“ハリー”と呼ぶよう、ご本人より要望がございましたのでそうさせていただきます。それでは皆様、どうぞハリーさんを盛大かつ温かなスコットランド流の歓迎でお迎えいたしましょう」

と王子の呼び方にあえて言及する場面が見られた。

約1か月ぶりに英国の地へ舞い戻ったヘンリー王子には、今後およそ10日間に複数の公務が予定されている。現地時間28日は米ロックバンド「ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)」のジョン・ボン・ジョヴィとともに「アビー・ロード・スタジオ(Abbey Road Studios)」を訪問し、「インヴィクタス・ゲーム」のテーマソング『Unbroken』のレコーディングに参加する予定だ。

現在カナダに滞在中のメーガン妃も間もなく愛息アーチーくんを連れて英国へ戻る予定になっている。来月5日の『エンデヴァー・ファンド』授賞式、7日の『マウントバッテン・フェステバル・オブ・ミュージック』、そして9日に開催される『コモンウェルスデー記念式典』にはヘンリー王子と夫婦そろって出席予定のほか、来月8日の「国際女性デー」にはメーガン妃が単独でイベントに出席するという。

正式な引退を来月31日に控え、最後の公務が目白押しのヘンリー王子とメーガン妃。英国内でのツーショットが見られる残り少ないチャンスとあって、メディアの報道もこれまで以上に過熱することが予想される。

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2020年2月26日付Instagram「In Scotland today, The Duke of Sussex and Travalyst have hosted a summit to launch their next phase of work, putting communities first, with a mission to create a more sustainable tourism industry.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)