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“金持ちYouTuber”ヒカル、1ヶ月3000万円生活が大詰め “逆に”1日千円でどう過ごす?

2020年02月28日 07:41  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 人気YouTuberで、動画に迷いなくお金を使うことで知られるヒカルが2月25日、「1日1000円生活」に挑戦する動画を投稿した。


(参考:ヒカル、スタッフに900万円の新車をプレゼント


 福岡で行われるライブに出演するべく、車で羽田空港へと向かうヒカル。すると、カメラマンで実兄のまえすから突然1000円札1枚を渡され、この日の食費をこれでまかなうようにと切り出された。


 ヒカルは2月の1ヶ月間で合計3000万円を使い切ることを目指すマンスリー企画「1ヶ月3000万円生活」の真っただ中。これまでに、「ロト6を666万円分購入する」(2月6日)、「一枚300万円の遊戯王カードを買う」(2月12日)、「超高級すし店で時価の寿司ネタだけを食べる」(2月16日)など、らしさ全開の大盤振る舞い企画を連発して、ファンを喜ばせてきた。


 それでなくても、日ごろから動画づくりに惜しみなく巨額の資金を投じてきたヒカルは、その提案を「無理やろ」とにべもなく一蹴。しかし、まえすによるとYouTubeのコメント欄には「ヒカルに1000円で生活してほしい」という要望が多いとのこと。そんなわけでしぶしぶながらも、ヒカルは「1日1000円生活」を遂行することとなった。


 羽田空港でヒカルは、まえすが1個2480円もする豪華な空弁を購入するのをしり目に、何も飲み食いせずに飛行機へ。福岡に到着するとコンビニへ直行し、1.5Lの麦茶(138円)、4個入りのあんぱん(128円)、駄菓子のポテトフライ(36円)、わさびのり太郎×5(55円)を計396円で購入し、当面の食料と水分を確保した。


 最初こそ、この低予算企画に難色を示していたヒカルだが、ライブ会場につき、買ったばかりの麦茶を飲むと「うますぎ!」と喜びを露わに。続いて昼食として口にした駄菓子とパンも、コメント欄で「企業案件かと思うぐらいにいちいち褒めるからみてて気持ち」と評されるほどの肯定的食レポを繰り広げつつ、その味をじっくりと楽しんでいた。


 「限られた1000円の中で、食べていくことだけに集中するんじゃなくて、自分が幸せになることも同時に考えていくっていう。これが大事なんですよね」と突然、食の神髄を語り出すヒカル。


 さらに話は、「お金持ちだから幸せとか、人気者だから幸せとかってことは全くないんですよ」と人生の幸福論へと拡大。「別にお金がなくても幸せになれるわけで。そこって本当に意識の問題だと思うんですよね。ポテトフライ食べるだけで幸せになれるんですから。でも、人って幸せのハードルを勝手に自分の中で上げちゃってるから、大きな事を成し遂げないと幸せになれないと錯覚しているだけで、実は本当に日常生活に幸せってたくさん潜んでいると。そこに気付くことで実感していくんだなっていう」と持論を展開し、「だから今なんて、まえっさんのほうが良いもの食べたけど、圧倒的に俺のほうが幸福度高いですから」と言い切っていた。


 ライブ終了後は夕食へ。ヒカルは地元のラーメン屋へ行き、1杯320円のラーメンを注文。スープを一口すすっただけで、「やば、死ぬほどうまいぞ! どう考えても、320円のラーメンのクオリティじゃないぞ!」と大いに感激していた。


 そして次の日の朝。朝食用にコンビニでピザまん(130円)とロースハム(77円)を購入して、「1日1000円生活」を終えたヒカル。企画を振り返って「1日1000円生活ってやってみたら楽しいな。昔を思い出すというかさ。初心に帰るじゃないけど、たまにはこういうのもありやなと思ったわ」と言い、「やるなら次500円でもいいんじゃないって思っとる。1000円って多過ぎ」と、より高難度の企画を自ら提案していた。


 ヒカルは以前から、食事はコンビニで十分、本来ハイブランドにもあまり関心がないと語っており、動画では羽振りがいいものの、実は庶民的な一面も持っている。“1ヶ月3000万円生活”を掲げた2月もあとわずか。そんなヒカルが最後にどんな花火を打ち上げるのか、注目して待ちたい。(こじへい)