ツナグ働き方研究所は2月26日、「単発・スポットバイト」に関する調査結果を発表した。調査は昨年10月にネット上で実施し、21~59歳の男女1000人から回答を得た。
正社員、契約社員の計270人のうち「過去1年間に単発バイトの経験がある」(61.5%)という人は6割にのぼり、全体総計を14ポイントも上回った。すでに働いている社会人が単発バイトを行う傾向があるようだ。
「同じ勤務地で複数回勤務する」と8割以上が回答
単発バイトの頻度を聞くと、4割以上が「ほぼ毎週」(41.6%)と回答。さらに、その後は「同じ勤務地で複数回勤務」(83.7%)するという人が大半を占め、うち4割は「スポットから長期に変更し勤務」(39.7%)していることが分かった。
続いて、単発バイトを行う理由を聞くと、最多は「日払い・週払いでお金を受け取れるから」(26.5%)、次いで「生活費の足しにしたかったから」(18.7%)と金銭的な理由を挙げる人が目立った。
このほか「1日単位・数時間単位で働けるから(13.3%)、「かけもちで働きたかったから」(7.2%)、「面接がないから」(7.2%)などと空いた時間の有効活用や手軽さを理由に、単発バイトを選ぶ人もいるようだ。