日本マクドナルドは2月27日、独自に設定している危機レベルをさらに引き上げ、従業員のマスク着用を"推奨"することを決めた。同社はサイト上で
「お客様に安心してお食事をお楽しみいただき、同様に従業員も安心して業務を行なえるよう、マスクの着用を推奨することといたしました」
と理由を語っている。
「状況を注視しているものの、日々変わっている。今後も柔軟に対応していきたい」
だが、従業員用のマスクの手配について、同社の広報担当者は
「マスクの全国的な品薄状態のため、全店配布は叶わない。現時点では、店舗単位もしくは個人で準備していただくことになる」
と説明する。
同社をめぐっては、25日に一部ネット記事で従業員がマスク着用を禁止されているなどと報じられ、ネット上で議論に。今回のコロナウイルス拡大に際しては、1月下旬に危機レベルを1段階上げており、今回と合わせて2段階引き上げたことになる。
同担当者は、今後の見通しについて
「(新型コロナウイルスの)状況を注視しているものの、日々変わっている。今後も柔軟に対応していきたい」
とコメントしている。