2020年02月26日 08:02 おたくま経済新聞
ANAホールディングス株式会社は2020年2月25日、国内線で運航しているボーイング777の後継としてボーイング787-10の採用を決定。787-10を11機(確定11機)、787-9を9機(確定4機/オプション5機)発注し、787保有機数は100機の大台を超えることになりました。
2月25日に開催した取締役会で、国内線で運航している老朽化したボーイング777をボーイング787-10に置き換えることを決定したANAホールディングス。国内線主力機材を低燃費・低騒音の787シリーズに統一することで、効率性の高い運用を目指すことになります。
ANA(全日空)はボーイング787のローンチカスタマー。今回発注分のエンジンは最初に受領した787-8搭載のロールスロイス・トレント1000ではなく、ゼネラル・エレクトリック(GE)のGEnx-1Bを選択しました。
すでにボーイング787シリーズ(787-8、787-9、787-10)最大のオペレーターとなっているANAですが、今回の発注分(オプション含む)で発注・保有機数の総計は103機となり、世界で初めて100機の大台を超えることになります。今回発注のうち、787-10は2022年度~2024年度、787-9は2024年度~2025年度の納入となる見込みです。
※初出時、一部記載に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
<出典・引用>
ANAホールディングス株式会社 ニュースリリース
ボーイング ニュースリリース
Image:Boeing
(咲村珠樹)