電通は2月25日、東京・汐留の本社ビルに勤務する50代の男性社員が新型コロナウイルスの感染検査で「陽性」の診断を受けたと発表した。同社は26日から当面の間、本社ビルに勤務する全社員をリモートワークに切り替える。
所轄保健所は、同社の4人を濃厚接触者と認定。4人の経過観察に加え、男性が勤務していた箇所の消毒を指導した。
濃厚接触者4人は「25日からリモートワーク、取引先訪問を禁止」
同社はリリースで「当社はこの保健所の指示に従い、適切に対応してまいります」とコメント。さらに4人の濃厚接触者については
「2月25日から在宅リモートワークを実施しており、取引先への訪問も禁止しております」
と記載している。
26日以降は全社員がリモートワークになるが、緊急を要する業務に関しては「体調不調者でない者に限り、取引先における本事案の運用ルールに則り、双方合意の上で、取引先オフィス等での打ち合わせ・制作業務・プレゼンテーションなどを引き続き実施してまいります」としている。