エンワールド・ジャパンは2月25日、「英語レベルと年収」に関する調査結果を発表した。調査は1~2月上旬にわたりネット上で実施し、英語を母国語とする人を除く正社員1928人から回答を得た。
英語レベル別に現在の年収を聞くと、1000万円以上と回答した割合は「上級」(58%)、「ビジネス」(47%)、「中級」(25%)、「初級」(12%)という結果だった。
仕事で英語を使う場面、2位に「レポート・資料作成」
このうち、1500万円以上と回答した「上級」(28%)は約3割。一方で「初級」(1%)ではわずかだった。英語レベルが上がるほど、年収が高くなる傾向があった。
また、仕事で英語を使用する場面を聞くと、いずれの英語レベルでも最多は「Eメール」(上:95%、ビ:95%、中:87%、初:69%)だった。次いで「レポート・資料作成」(同86%、75%、55%、31%)が続く。
一方で「上級・ビジネス層」と「中級・初級層」で大きく差が開いたのは、「電話対応」(同75%、61%、27%、9%)や「社内会議」(同73%、62%、29%、12%)など。会話のスキルが求められる場面に多いようだ。