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パリコレ2020年AW 日本の「マメ」のランウェイショーで開幕

2020年02月25日 12:13  Fashionsnap.com

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Mame Kurogouchi 2020年秋冬コレクション Image by: FASHIONSNAP.COM
2020-21年秋冬パリファッションウィークが、2月23日に開幕した。初日は黒河内真衣子が手掛ける「マメ(Mame Kurogouchi)」が、先シーズンに続き公式スケジュールのトップを飾った。
【全ルック】Mame Kurogouchi 2020-21年秋冬コレクション

 日本の「マメ」がパリコレの公式スケジュールで参加するのは2シーズン目。前回と同じくパリ6区の薬科大学Faculté de pharmacie de Parisを会場にランウェイショーを開催した。2020年秋冬コレクションは、前回の"包む"というテーマを深化させた「EMBRACING」をタイトルに、柔らかく包み込む籠から着想。大小の格子柄やコード刺繍、伝統的な水引など、様々な"編む"というテクニックと丸みのあるフォルムで、優しく守られる感覚を落とし込んだ。2シーズン目のコラボレーションとなる「トッズ(TOD'S)」と制作したレザーサンダルにも、日本のこぎん刺しを連想させる繊細な刺繍が施されている。

 パリファッションウィーク(通称パリコレ)の開催期間は、2月24日から3月3日までの9日間。今回は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、「Masha Ma」「Shiatzy Chen」「Jarel Zhan」「Calvin Luo」「Maison Mai」が参加を見送り、「Uma Wang」はショーからプレゼンテーションに発表形式を変更した。期間中、公式スケジュールでは70ブランドのショーと、26ブランドのプレゼンテーションが行われる。
【くわしく】新型コロナウイルスがファッションウィークに打撃、パリコレにも影響