◆巣鴨の老舗パティスリー「フレンチパウンドハウス」の代表作。3段重ねのいちごのショートケーキ【ショートケーキ図鑑】
今年もいちごがおいしい季節がやってきた! そのまま食べてもおいしいいちごを、さらにおいしく、華やかな見た目も楽しませてくれるデザートといえば「いちごのショートケーキ」。今回は巣鴨の老舗パティスリー「フレンチパウンドハウス」の名物ショートケーキ「ブラン」をご紹介。子供から大人まで、誰もが大好きな王道ショートケーキは、いちごもたっぷり使用。ほんのりお酒を効かせた「ルージュ」も食べてみたくなる。
そっくりな2種類のショートケーキの見分け方とは?
巣鴨の老舗パティスリー「フレンチパウンドハウス」を代表するケーキといえば、3段重ねのいちごのショートケーキ。ガラスケースには、ごくシンプルにスポンジとクリーム、いちごを重ねて作られた「ブラン」と、いちごのリキュールがクリームに加えられた「ルージュ」の2種類が並ぶ。そっくりな2種類のケーキの見分け方は、クリームの絞り方と、ルージュの方のクリームがほんのりピンク色を帯びていること。
「どちらも“口どけ”を楽しんでいただきたいので、スポンジは粗めに、気泡を多く仕上げ、生クリームはややゆるめに立てています。ルージュのクリームにはメレンゲを加えているので、より口当たりが軽いのも特徴です」とシェフの松本浩史さん。
シンプルなお菓子だからこそ、スポンジの焼き加減や、クリームの立て方や甘さ、いちごの糖度や硬さなど、すべての要素が重要。
毎日、細心の注意を払い、心を込めて作られるショートケーキはどちらもファンが多いという。ぜひふたつのショートケーキを食べ比べてみて。
まずはスタンダードな「ブラン」からどうぞ
オーソドックスな「ブラン」は子供からお年寄りまで愛される、定番のおいしさ。国産小麦粉や三温糖を使って作られるスポンジにいちご果汁を染み込ませ、乳脂肪分が異なる2種類の生クリームを合わせてバランスをとっているという。
中にも上にも、たっぷりいちごを使うのもこだわりだという。口の中で溶けるように軽やかに消えるスポンジとクリーム、みずみずしいいちご。これだけのために、遠方から何度でも足を運ぶ人が多いというのも納得のおいしさ。
ブラン
価格:702円(イートインの場合は715円)
発売期間:通年
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口の中でとろけるブロンドチョコレートを堪能!
松本シェフが考案したという「ブロンディール」は、“第4のチョコレート”と話題のブロンドチョコレートを使用したムースケーキ。キャラメルのような風味を持つブロンドチョコレートのムースの中には、プラリネクリームやガナッシュ、キャラメリゼしたアーモンドが。なめらかな口どけの中に広がるナッツの香ばしさや、カリカリとした食感が楽しい。
ブロンディール
価格:562円(イートインの場合は572円)
発売期間:通年