企業口コミサイト「キャリコネ」は1月、「情報・通信業界のストレス度の低い企業ランキング」を発表した。情報・通信業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「ストレス度の低さ」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】
調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「ソフトウェア」「クラウドサービス」「通信キャリア」「ポータル・ネット広告」「格安スマホ、格安SIM」「SNS・無料通信」「携帯向けコンテンツ」「ITサービス」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2015年4月~2018年3月。
1位は「グーグル」で、ストレス度の低さの評価は5点中3.96。2位以降、「ニフティ」(3.61)、「NTTドコモ」(3.55)、「ヤフー」(3.51)、「SCSK」(3.42)、「NTT西日本(西日本電信電話)」(3.38)、「NEC(日本電気)」(3.33)、「NTT東日本(東日本電信電話)」(3.29)、「エヌ・ティ・ティ・データ」(3.20)、「伊藤忠テクノソリューションズ」「日本マイクロソフト」「インターネットイニシアティブ」(同3.16)と続く。
グーグル「環境に対する配慮が配られているため、非常に働きやすい」
1位の「グーグル」で働く人からは、
「社内に無料のカフェテリアがあり、かつ軽食専用の部屋があるなど、業務をする上でストレスを軽減する施策が数多く存在する。また、月に2名までオフィスに招待することができるため、しばしば活用している。総じて、環境に対する配慮が常に配られているため、非常に働きやすいと言える」(代理店営業/20代前半男性/年収800万円/2018年度)
といった口コミが寄せられている。同社は、グーグル合同会社は、「IT業界の巨人」とも呼ばれる米Googleの日本法人であり、同社初の海外拠点(当時)でもある。2019年には、六本木から渋谷駅直結の複合ビル「渋谷ストリーム」に移転。同ビルの全てのオフィスフロア(22階分)にグーグルが入り、そこに次世代の起業家を支援する施設「Google for Startups Campus」をオープンさせたことでも話題になった。
平均年収や社内制度の詳細などは公式に発表されていないが、キャリコネの口コミでも満足の声が多数。dodaの「転職人気企業ランキング2019年」では、総合1位を獲得。世界の全社員が参加するミーティング「TGIF」など、独自の取り組みも有名だ。