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【Steam】王道RPGからこだわりの2Dアクションまで 懐かしさ溢れるGB風インディーゲーム4選

2020年02月22日 09:22  リアルサウンド

リアルサウンド

Steamより

 AAA級の大作からマイナーな傑作、はたまた奇妙なバカゲーまで、世界中のあらゆるゲーム作品を手軽に購入可能な巨大プラットフォーム「Steam」。本稿では、そんなSteamで配信中のインディーゲームの中から”ゲームボーイ風タイトル”を4つ取り上げさせていただく。とっておきの一作に出会いたい方、次に遊ぶ作品をちょうど探している方は、ぜひ参考にもらえると幸いだ。


(参考:有吉弘行、MCUの“レトロゲーム部屋”に興奮 「イっちゃってますね(笑)」


・Squidlit
 可愛らしいイカを操る2Dアクションゲーム『Squidlit』は、まさに初代ゲームボーイを徹底的に意識した作品である。グラフィックはもちろんのこと、サウンドからデータ容量まで、あらゆる部分がこだわり抜かれており、幼少期から携帯ゲーム機に首ったけだったユーザーはもちろん、たとえゲームボーイ世代でなくとも懐古的な気分にさせてくれるだろう。


 プレイフィールを形作るシステム面は、比較的シンプルな仕組み。道中に出現する敵キャラクターをイカスミで撃退し、悪巧みに長けた大ボス「Skwit Skwot」の討伐を目指す。セーブ機能は搭載されていないが、サクッと遊べるアクションゲーム好きのユーザーにベストマッチの一作だ。


■Squidlit
発売日:2018年3月2日
日本語版:未対応
価格:205円(税込)
ストアページ:https://store.steampowered.com/app/799510/Squidlit/


・Artifact Adventure Gaiden
 アクションゲームの次は世界を救う王道RPG……というわけで、国内インディーデベロッパーが開発を手がけた『Artifact Adventure Gaiden』も抑えておきたい。


 それぞれ性能の異なるNPCから2名を引き連れて冒険に旅立つ本作は、激しい体当たり合戦で勝敗を決めるユニークな戦闘システムが魅力。ただ力任せで押し切るだけでなく、「アーティファクト」と呼ばれる装備を組み合わせることで、一味違った攻略スタイルを発見する楽しみも。こちらのボリュームは約10時間程だが、ストーリーを含めたサブイベントが充実しているので、じっくりRPGを遊びたいユーザーにオススメだ。


■Artifact Adventure Gaiden
発売日:2018年1月9日
日本語版:対応済み
価格:980円(税込)
ストアページ: https://store.steampowered.com/app/675490/Artifact_Adventure_Gaiden/


・Madcap Castle
 謎解き要素で頭をやわらかくしたいなら、魔女となって城を探索する『Madcap Castle』も見逃せない。150近く用意された問題はどれも仕掛けが凝っており、中には一筋縄では突破できない難問も。単体の仕掛けを解くことでクリアできる場合もあれば、プレイ中に入手可能な呪文が必要だったりと、パズル要素は申し分無いように思われる。「48時間で本作を作り上げた」(Steam公式ページより)という開発者の逸話も注目の逸品である。


■Madcap Castle
発売日:2017年12月12日
日本語版:未対応
価格:1,010円(税込)
ストアページ:https://store.steampowered.com/app/684230/Madcap_Castle/


・Anodyne
 最後にご紹介する『Anodyne』は、上記3タイトルとは異なり、鮮やかなカラー画面……つまり”ゲームボーイカラー”世代を意識したグラフィックが特徴的だ。見下ろし視点で進む2Dアクションゲームだか、物語の舞台となるのは主人公の胸中から生まれた無意識な世界。どこかハッキリとしない、それでいてプレイヤーの心に何かを問いかけるようなストーリーが、何とも味わい深い雰囲気を放っている。


 独特な作風の反面、ゲームの流れは至ってオーソドックス。フィールドやダンジョンを駆け巡り、怪しい場所は調べ、危険な敵は手に持ったホウキで撃退する。エンディング後も続くアイテム収集要素のおかげもあり、やり込み度も満点だ。不思議な世界観に惹かれる方は、ぜひプレイしてみて欲しい。


■Anodyne
発売日:2013年3月23日
日本語版:対応済み
価格:980円(税込)
ストアページ:https://store.steampowered.com/app/234900/Anodyne/


(龍田優貴)