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ナイキの新作厚底「アルファフライ ネクスト%」3月に日本で発売、規定タイムをクリアしたランナーのみ先行購入可

2020年02月21日 16:53  Fashionsnap.com

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「ナイキ(NIKE)」が先日発表したランニングシューズの新作「エア ズーム アルファフライ ネクスト%」(以下、アルファフライ)を3月1日に特別先行発売する。NIKE RUN CLUBのアプリ内で販売され、購入条件はフルマラソンを男女それぞれの規定タイム内で完走した記録を持つランナーが対象。価格は税別3万円で、エントリーは2月27日正午まで受け付ける。

 新作のアルファフライは先日、アメリカのニューヨークで開催された新製品の発表会で披露。マラソン大会や駅伝などの競技レースで好記録が続出した「ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」の後継モデルとして、また今年に入ってからは競技レースでの使用の不可を巡り注目を集めた。アルファフライは2つの「ナイキ ズーム エア ポッド」を前足部に配置したのが最大の特徴で、かかとにはこれまでより増量した「ズーム X」フォーム、現行モデルから改良されたカーボン ファイバー プレートを1枚搭載しており、アッパーには超軽量の「アトムニット」を採用。従来よりもクッション性やエネルギーリターン率が向上し、東京五輪などのレースでの着用も見込まれている。
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 新作を購入できるのは2018年2月27日から2020年2月27日の2年間にNIKE RUN CLUBを利用し、男子は2時間50分以内、女子は3時間40分以内の規定タイム内で完走したデータを持ついわゆる"シリアスランナー"が対象。購買希望者はエントリー終了後、3月1日にアプリから条件を満たしている応募者に対して購入の案内が通知されるという流れ。購入は先着順のため、在庫が終了する可能性もあるという。
 ナイキはこれまでにも、新作のランニングシューズ発売時にユニークな販売方法を採用。2018年に極少数限定で発売した「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート」では同社主催のサバイバル形式のタイムトライアルレース勝者に購入権を与えたほか、昨年の「ズーム ヴェイパーフライ エリート フライプリント」発売時には規定タイムを保持するランナーを対象に抽選販売を行うなどしている。
■アルファフライ ネクスト% 特別先行販売