企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は1月、「情報・通信業界の労働時間の満足度が高い企業ランキング」を発表した。情報・通信業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「労働時間の満足度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】
調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「ソフトウェア」「クラウドサービス」「通信キャリア」「ポータル・ネット広告」「格安スマホ、格安SIM」「SNS・無料通信」「携帯向けコンテンツ」「ITサービス」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2016年4月~2018年3月。
1位は「グーグル」で、労働時間の満足度は5点中4.27。2位以降、「NTT東日本(東日本電信電話」(4.08)、「NTTドコモ」・「日本マイクロソフト」(4.03)、「NTT西日本(西日本電信電話)」(3.98)と続く。
グーグル「1~2週間の休暇も取れるのでメリハリはつけやすい」
1位「グーグル」の働く人からは、
「会議がなければ基本フレックスで、自由に休みも取れる。会社で仕事をしたほうが効率がいいため、出社する人が多い。クリスマスから年末年始など長期で休みを取る人が多く、1?2週間の休暇も取れるのでメリハリはつけやすい」(ソフトウェア関連職/20代後半男性/年収1,500万円/2014年度)
といった口コミが寄せられている。グーグル合同会社は、「IT業界の巨人」とも呼ばれる米Googleの日本法人であり、同社初の海外拠点(当時)でもある。2019年には、六本木から渋谷駅直結の複合ビル「渋谷ストリーム」に移転。同ビルの全てのオフィスフロア(22階分)にグーグルが入り、そこに次世代の起業家を支援する施設「Google for Startups Campus」をオープンさせたことでも話題になった。
平均年収や社内制度の詳細などは公式に発表されていないが、キャリコネの口コミでも満足の声が多数。dodaの「転職人気企業ランキング2019年」では、総合1位を獲得した。世界の全社員が参加するミーティング「TGIF」など、独自の取り組みも有名である。