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氷の神事も!奈良でかき氷の祭典が3月開催

2020年02月20日 17:03  オズモール

オズモール

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◆限定かき氷も登場!奈良県で2020年3月28日(土)・29日(日)に「ひむろしらゆき祭」が開催

こおり屋 bambu「柑橘と台湾茶」(1100円)
47都道府県では、まだ知らなかったローカルのいいものに出会えるイベントがたくさん。ここでは日本有数のお祭りから地元の人と触れ合える小さな催しものまで、次の旅のヒントにしたいイベントを編集部がご案内。今回は奈良県の氷室神社で2020年3月28日(土)と29日(日)の2日間開催される「ひむろしらゆき祭」をご紹介します。かき氷を奉納する神事の後、この時だけのスペシャルなかき氷も提供されるというから、見逃す手はなし。


◆かき氷好きは必見!奈良県内最大のかき氷イベントで2日限りのコラボメニューを体験

かき氷奉納の神事の際は門扉が閉められ、厳かな雰囲気が漂う
2020年3月28日(土)と29日(日)の2日間、奈良県の氷室神社で開催される「ひむろしらゆき祭」。今回で7度目の開催となる注目の行事で、「かき氷奉納」と「純氷道中」の神事が行われ、「純氷道中」は奈良時代、氷を平城京に献上した故事にちなんだもの。72時間かけて作られた純氷を、神官が天平衣装の女官とともに奈良春日野国際フォーラム 甍別館まで運ぶさまは厳かで美しい。さらに神事の後には、奈良を中心に北関東から近畿まで30以上の店舗などが参加し、同会場でかき氷を提供する。かき氷を味わうにはチケットが必要で、毎年完売する人気ぶり。売り切れ次第終了なので、チェックはお早めに。



グレープフルーツ、キウイ、ミカンなどのフルーツが盛りだくさんの「スコーピオンズ」
提供されるかき氷は、2日間で全30種類。毎年テーマを決めてメニューが作られるため、この時にしか味わえないものばかりだ。今年のテーマは「コラボ」で、ジャンルの違う店舗のコラボやかき氷と特別な食材とのコラボなど、興味深いかき氷が予定されている。例えば、千壽茶寮とKARAKUの「秋の若草山 和栗&洋栗」(1300円)など、和菓子店とパティスリーの人気店がコラボするメニューがあったり、岐阜の赤鰐、大阪のcocoo cafe、茨城のさくら氷菓店の3軒のかき氷店のコラボメニュー「スコーピオンズ」(1800円)があったり、かき氷マニアには見逃せない。提供日やメニューはホームページでチェックして。



レストランcommunicoと萩原いちご農園の「「萩原苺農園の古都華と章姫  パルメザンチーズ ピスタチオ」(1600円)
ほとんどのメニューに使われるのは純氷。72時間かけて作られた純氷は、結晶が大きくなるため溶けにくく硬い氷になるのだそう。そのおかげで薄く柔らかく削ることができ、ふんわり口溶けのいい食感を体験できる。一方、シロップをたっぷりかけても沈まないのも魅力的。おいしくいただける時間が少しでも長く続くのが嬉しい。ぜひ氷の食感や味わいにもご注目を。
氷室神社から徒歩15分のところには、1250年の歴史を持つ世界遺産、春日大社が。奈良に宿泊するという人は、せっかくなので春日大社に参拝した後、氷室神社を訪れるというのもいいかも。この機会に、奈良の新たな魅力に出会う旅を計画してみては。