「A.F.ヴァンデヴォースト」がブランド終了、22年の活動に幕

「A.F.ヴァンデヴォースト（A.F.VANDEVORST）」が、2020年春夏コレクションを最後にブランドを終了することを発表した。
＞＞パリで発表した2018年春夏オートクチュールコレクションのルックを見る

　　デザイナーはベルギー アントワープ王立芸術アカデミー出身のアン・ヴァンデヴォースト（An Vandervorst）とフィリップ・アリックス（Filip Arickx）で、アンは「メゾン マルタン マルジェラ（Maison Martin Margiela）」や「ドリス ヴァン ノッテン（DRIES VAN NOTEN）」でキャリアを積み、フィリップはダーク・ピッケンバーク（Dirk Bikkembergs）のもとで働いた経験を持つ。1998年にパリでA.F.ヴァンデヴォーストとしてデビューして以来、22年間フェティッシュな世界観のコレクションを発表してきた。
　ブランド終了の理由に、同じレベルのクリエイションを維持できないことと、今後製品よりもストーリーを伝えることに焦点を当てることができないことを挙げている。なお、アントワープの店舗とオフィスは8月末まで営業する。
【あわせて読みたい】株価低迷の三陽商会に身売り提案か、米ファンドが事業立て直しを要求
[[https://www.instagram.com/p/B8jBIIwgxW4/]]