ライブタイトル「2020 Takamiy Solo Project『Metal Valentine’s Day』」にあるように、重厚なステージセットではバレンタインにちなみ大きなハートが出現、その中央から高見沢俊彦がギターを弾きながら登場した。『エデンの君』からスタートしたライブは『雷神の如く』『黄金龍王』『ULTRA STEEL』…と怒涛のメタルラッシュだ。これでもかというほどにハイスピードで飛ばしていく。
観客に着席を促した高見沢は、インストゥルメンタルナンバーの『Berlin Calling』に続き、『Desire Red Rose』『青空を信じているか?』を披露した後、「思わぬところで思わぬ事件に遭遇することがある」と切り出した。先日テレビ番組にゲスト出演した高見沢は、40年来の友人でもある所ジョージの楽屋があるのに気づき「久々だなー」と挨拶しに行った。すると所は「一緒に写真を撮ろう!」と言い出し、それに応じたのだがその後「YouTubeで知らないうちに僕の曲をあいつが作っている!」と高見沢は仰天。「写真も載っているわけです。ところが僕は知らなかった…ということは無断です。無断なので僕も無断で歌おうかなと思います」と宣言すると、歓声が上がった。