ドゥ・ハウスは2月12日、「テレワーク・リモートワーク活用状況」に関する調査結果を発表した。調査は2019年9月にネット上で実施し、関東エリアに住むビジネスマン855人から回答を得た。
昨年9月、台風15号でJR・私鉄各社が計画運休を実施し、通勤難民が相次ぐ事態となった。その状況下でも、3人に1人が「定時までに職場に到着した」(34.7%)と回答。うち3.5%は「前日から職場の近くで宿を取るなどして出社した」という。
職場にリモートワーク制度がある人、計画運休でも5人に1人が「自宅勤務」
「遅刻したが午前中までには出社した」(20.2%)を含めると、過半数が午前中に出社。「午後以降に出社した」(10.3%)という人も1割ほど存在した。だが、リモートワークやテレワークといった「自宅勤務」(5%)をした人はほとんどいなかった。
リモートワーク制度について、2割近くが「職場に制度がある」(18.5%)と回答。「制度はない」(73.8%)と比べると、まだまだ少数派だった。
さらに「制度がある」とした人でも、活用頻度の最多は「使ったことはない」(38%)という人々。次いで「週に1日以上」(23.4%)、「月に1日以上」(19.6%)、「それ以下の頻度」(19%)の順で続いた。
一方、前述の台風15号について、テレワーク制度がある人に限定して出社状況をみると、5人に1人が「自宅勤務をした」(21.5%)と回答。「定時までに出社した」という人は34.2%だった。