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南海電鉄「みさき公園」閉園を前に「卒園式」、ヘッドマーク列車も

2020年02月14日 18:12  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
南海電鉄は3月末の「みさき公園」の閉園に先立ち、2月29日から感謝イベント「みさき公園の卒園式 ~たいへんよく遊びました~」を開催する。

同社は昨年3月に「みさき公園」事業からの撤退を発表した後、事業を引き継ぐ後継事業者を求めて交渉を続けてきたが、事業譲渡には至らなかった。このため、当初の予定通り3月31日をもって、みさき公園は閉園となる。

「卒園式」では、南海電鉄が所有する写真や思い出の品を可能な限り展示する「卒園展」を実施。イベントホールを会場に、公園の歴史年表や公園で活躍した動物・乗り物の写真、公園に関する過去の新聞記事、来場者から寄せられたメッセージカードなどを展示する。メインゲート裏には卒園証書を模したフォトスポットを設置し、自由に記念撮影できるようにする。

来園しなくても「卒園式」に参加できるように、公募した写真でモザイクアートを制作する企画も実施。みさき公園の思い出の写真をエピソードとともにSNSに投稿すると、その一部がモザイクアートになって園内に展示される。

また、2月29日から最終営業日まで、南海線・高野線の各1編成に「たいへんよく遊びました」と書かれたスタンプを模したヘッドマークを掲出して運転する。

3月20・21・22・28・29日の計5日間、公園で飼育しているイルカ、キリン、ライオンなどの動物たちの着ぐるみが同園の歴史を振り返る人形劇を野外ステージで上演。3月30・31日は、卒園証書を模したフォトスポットをメインゲート裏に設置する。(佐々木康弘)